日本でもちょっとした引っ越しなどで2トントラックをレンタカー屋さんから借りる人は多い。しかし、アメリカでトラックを借りる人は、日本の比でない程いる。それにアメリカで借りれるトラックの選択肢は幅広く、様々なトレーラーを借りることも選択肢のひとつである。
U-HAULを借りる
アメリカでトラックや、トレーラーを借りるとなると、お世話になるのがU-HAUL(ユーホール)である。他でもトラックやトレーラーのレンタルをしているが、トラックトレーラーを借りる場合、誰もが真っ先に思うのがU-HAULで、ネットショップ界のアマゾンというような一強な会社なのだ。
私はアメリカで今までトラックやトレーラーを借りたことが無かったが、この度、遠方にあった家財道具を我が家へ移動させることになり、トレーラーを借りることになった。私達のように大型荷物を移動させるとか、引っ越しをする人達がこぞって頼るのがU-HAULである。
既にこの数年アメリカで暮らしているが、我が家には比較的大きな車があり、大きな冷蔵庫の移動時にもその車で事は足りていた。そういうわけでレンタルトラックやトレーラーを借りる機会はなかったが、我が家の車では役不足という時がきて、遂に車で牽引するトレーラーを借りることになった。
ちなみに、U-HAULではトラックにトレーラーを組み合わせて借りることもできるし、自家用車を乗せて牽引する車載トレーラーを組み合わせて借りることも可能だ。日本で車載というと業者によるレッカーが主流だが、アメリカでは業者だけでなく、個人での車載トレーラー借りも結構ある。
U-HAULの片道借り
U-HAULでトラックやトレーラーを借りる多くの人がレンタカー同様に借りた店舗に車両を返却する。しかし、U-HAULの片道借りの客数は、通常のレンタカーの片道借り比率よりもずっと多いように思う。まずは引っ越しでU-HAULを使う人が多いということが最大の理由だろう。
例え往復しなければいけない長距離移動だったとしても、より神経を使う大型車両トラックや、牽引トレーラー引っ張り余分に運転したいと考える人は少なく、こういう理由でも片道借りが増えるのだと思う。
それに、それほど遠くない距離へ引っ越しをするにしても、相当体力を要する引っ越しでトラックやトレーラーをわざわざ遠くの店舗に返しに行くのは非常に面倒だ。すくなくとも都市部にはU-HAULの店舗があちこちにあるので、やっぱり片道借りが選ばれるのだと思う。
U-HAULの料金
U-HAULのトラックやトレーラーのレンタル料金はネットで予約する時点でとても明確だ。借りる地域や時期によって料金は変動するようだが、比較的借りやすい金額だと思う。同一店舗で借り返却する場合は、1時間単位でレンタルが可能だ。
我が家の場合は、長距離片道借りだったから距離をベースにU-HAULが初めから4日間という貸出期間を設けた料金が設定されていた。この片道借りの日数は移動距離がもう少し近かったら3日間、遠かったら5日間というように算出される仕組みになっているらしい。
この貸出日数を越えた場合は、返却日時をベースに1日ごとに基本的な単日レンタル料が掛かる仕組みらしく、私が念のためにと思ってコールセンターにその料金確認してみると、意外にもかなり良心的な値段であった。
トラック・トレーラの返却予定日より1日、2日返却が遅れるくらいなら、それほどの追加料金は取られなくとも、予定日より返却が遅れる場合は次のレンタル予定が入っている可能性もあるので、マナーを考えても早めにU-HAULのコールセンターに連絡をいれたほうがいい。
ちなみに無断で返却が3日を越えて遅延した場合、U-HAULはそのトラック・トレーラーの盗難届をするというような案内もあった。それにブラックリストに乗ると将来トラック・トレーラーの貸し出しをしてもらえないというルールもあるらしい。とにかく無断延長利用することは無いように注意しよう。
便利なオンライン予約
借りたいエリアの貸し出しトラック・トレーラー、各店舗在庫状況を確認しながら予約が出来るから、オンライン予約が便利で、なかなか使い勝手の良いシステムだ。費用についても明確で分かり易い。
トレーラーを借りる場合は、牽引する車の詳細を入力すれば、その車の牽引能力をシステムがチェックしてくれる仕組みだ。能力に見合う牽引トレーラーが表示されるようだ。貸出店舗と、貸出日、それに返却店舗を入力して予約を進める。
しかし、少々面倒だとおもったのが、オプション販売である。荷物を運ぶためのブランケットや、箱、紐、台車などのレンタルや物販があり、倉庫貸出しオプションまであって何ページもの物販ページをやりすごした。
しかし、付けた方がいいオプションもあった。それは保険である。レンタカーでも保険をつけるのが普通だと思うが、トラック・トレーラーレンタルでも保険は付けた方が良いだろう。自爆事故の恐れがなくても、巻き込まれ事故の恐れもある。無難な保険プランと印があるので、それを選べばいいと思う。
最終的には貸し出し店舗で貸し出し契約手続きを完了させるのだが、その時に契約者以外の2名の名前と電話番号が必要だった。だから店舗手続きに行く時には自分以外の2名に名前と電話番号を借りる承諾を取っておいた方がよいだろう。
返却店舗の変更
私達の住む街にはアチコチにU-HAUL店舗がある。直営店もあれば小型のフランチャイズも沢山あり、グーグルマップにU-HAULと入力すると相当数の店舗が表示される。
しかし、自分の借りるトラック・トレーラーをどの店舗に返却するかは、基本的に予約時か貸出時に決定するので、その指定した店舗に返却しなければいけないルールだ。しかし、コールセンターに電話をして返却店舗を変更してもらうことも可能ではある。
しかし、店舗によって取扱いのある種類なんかもあるらしく、そういう訳でやっぱりグーグルマップに表示される自分に一番近い店舗に返却という訳にはいかないのだ。自分の現在地の郵便番号もしくはエリアを伝え返却できる店舗をコールセンター担当者に探してもらうことになる。
例え運よく、偶然取り扱いのあるトラック・トレーラー店舗に返却に行くことが出来たとしても、そこが返却予定地設定になっていなければ、やはりここで他店返却料というのを請求されることになるらしいので、予定以外のことをする場合は、コールセンターに連絡してから行動したほうがいい。
オンラインでも返却店舗の変更手続きなど出来るらしいが、意外にもU-HAULのコールセンターは利用勝手が良かったので、英会話に問題が無い人であればコールセンター利用がよい気がした。
返却店舗の閉店時間
U-HAULのトラック・トレーラ返却は、店舗営業時間外になることがよくあり、問題なく返却ができる仕組みも出来ていて、店舗の営業時間外返却もオンラインウェブサイトか、アプリでスムーズにできるようになっている。
片道レンタルのU-HAULの返却期限は貸し出した時間をベースに設定されているから返却が返却店舗営業時間外になることもあるし、貸出&返却同一店舗でのレンタルだったとしても、返却時間が店舗の営業時間外というケースも多々ある。
我が家も店舗営業時間外に返却をすることになり、そこにはコンビニが併設してあってコンビニは営業時間中だった。それでもりU-HAULとしての営業時間外だったので、我が家もオンラインウェブサイトで返却手続きを行った。
そのコンビニにはスペイン語しか話せないお婆さんが店番をしていて英語でのコミュニケーション能力がゼロだったのだ。といういわけでU-HAULのレンタル返却手続きを店側でして貰える感じではなく、私達はオンラインで手続きをしてトレーラーの返却を済ませた。
オンラインでの返却方法は動画でも案内されているし、オンラインで借りるとき同様、ウェブでステップバイステップの案内をしてくれる。返却トラックやトレーラーを返却地に停車させた証明写真撮影のスッテプもあり、違反料徴収をされないように手続きをすませて完了となる。
このU-HAULのウェブサイトや、アプリを使うにはソフトバンクのアメリカ放題のデータプランでは残念ながらアクセス不可になっている。そのためU-HAULのオンライン手続きにはアメリカのWIFIアクセス若しくは、現地のデータプランが必要になる。
まぁアメリカでU-HAULでトラック・トレーラーを借りるような人は、アメリカの携帯契約とモバイルデータ契約があるだろうから、きっと問題になることはないのだろう。

