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プチワイルド現地発着アメリカキャンプ旅行

アメリカ暮らし

始めて私がアメリカキャンプ旅行したのは今から20年以上前のこと。

初渡米で3か月のアメリカホームステイをしている間にアメリカ国内の現地発着型のキャンプツアーに参加した。

このキャンプツアーはアメリカ旅行初心者や、海外旅行初心者、そしてハイキングが好きな人にとてもオススメだ。

英語が片言しか話せなくてもスケジュール通りに行動できればきっと問題なく楽しめるだろう。それに現代ならスマホがある。ソフバンのアメリカ放題を利用するか、旅行用のWIFIなどを持ってくればGPSも使え、翻訳ソフトも使え便利だろう。

ただキャンプとなるとスマホをどうやって充電するのだろう?という疑問はあるが私には答えられない部分なので悪しからず。私がこのキャンプツアーに参加した時代はスマホがなかった。小型のデジカメを使っていた時代である。

このキャンプツアーの良い所は、テントや調理器具などはツアー会社が準備してくれる。7日間の移動用大型バンと、プチガイドなるキャンプリーダーである運転手もこのツアー会社が準備してくれる。

参加者はツアー開始日時に着替え等を詰め込んだスポーツバッグを持って、集合場所に行けばいいだけのお手軽アメリカ大自然体験ツアーになっている。(キャンプなのでスーツケースは向いていないだろう。)

私がこのキャンプに参加した当時はスマホはもとより、インターネット自体が一般家庭にはなかった。

アメリカホームステイの情報は本屋さんで買った雑誌を通して探すものだったし、旅行プランも紙媒体の冊子を見て選び、旅行代理店に申し込みをするという方法が一般的だった。すくなくとも私の知っている世界はそうだった。

アメリカで参加したこのキャンプツアーはアメリカで暮らす日本出身の旅行代理店業をしている友人に紹介してもらい、旅行を手配してもらった。

私のように英語が殆ど話せない状態でアメリカに滞在すると、必ずと言っていいほど現地の日本人に親切にしてもらうことになる。私はこの私の母よりも年上であった女性と友人になり本当に親切にしてもらった。

この旅行に参加した時の私の英語力はカタコトもいいところだったし、この友人なくして旅行へ参加するなんてハードルは超えられなかっただろう。漠然と旅行したいと思っただけで、自分ではどこに何しに行けばいいか、ぼんやりとも考えることもできなかった。

今こういった旅行に参加したいと思ったら、ことは簡単になっている。

幾らでもインターネットで情報を収集できるし、申し込みだってオンラインで簡単にできてしまう。少々英語がわからなくても、翻訳機能を使ってで簡単に情報を理解できるのだ。私は英語ツアーパンフレットを辞書を引き引き翻訳したがそんな手間をかけることも必要ない。

私が参加したのはキャンプツアーは7日間の西海岸という日程だった。

もう20年以上も前の記憶だから曖昧にしか覚えてないが、ロサンゼルス発でサンフランシスコで解散というツアーだったと思う。グランドキャニオンや西海岸にある国立公園をキャンプしながら3、4か所回り、ラスベガスにも立ち寄るツアーだった。

毎日車で数時間移動し、到着後は国立公園を満喫してキャンプ場にテントを張る。夜は参加者が順番にキャンプ地で夕飯を作るという流れだった。

基本的に朝と昼は簡単に食パンやベーグルにジャムやチーズをのせ食べていたので外食費も殆ど関わらない。

食費としてキャンプ初日に一人ずつ1日5ドルの計算で日数分のお金をガイドに託した。そのお金で2日に一度、スーパーに立ち寄りみんなで食料品を買うという仕組みだった。さすがに私が参加してから20年以上経過した今の食費は1日10ドル程徴収されるだろう。

キャンプ場ではシャワーを浴びることも、洗濯することもできたが、7日間程度のツアーだと洗濯は一度するか、しないかだろう。シャワーも1日置き位ですませるのではないだろうか。

潔癖症だという人にはこのツアーはオススメしない。清潔さにこだわらず低コストで、国際交流しながら国立公園をいくつか回りつつハイキングなどを楽しみたいって人向きのツアーである。

実は私はこの7日間のツアーに参加した翌年、30日間の東海岸から西海岸へアメリカ南側を横断するキャンプツアーに参加している。

車の定員があるので参加したどちらのツアーも参加者は10名程度だった。大きなバンに乗って旅行をする。キャンプ道具やテント、参加者のバッグは車の上にあるキャリアに乗せて移動する。

ちなみに2人でひとつのテントを使うので、ひとりで参加したら知らない人と一緒に使うことになるが、それもいい経験だし思い出になる。

私が参加した2回のツアーの参加者にアメリカ人はいなかった。参加者の殆どはヨーロッパや、オーストラリアの人で、アジア人参加者はほとんどいなかったが、今は結構アジア人もいるかもしれない。

私が出会った参加者の殆どは他国からの旅行者か、アメリカに留学しているという人達ばかり。

初めは名前を覚えるのも苦労するが、1週間一緒に過ごすと片言しか英語を話せなくても、仲良くなれる人は結構いる。参加者の年齢は若い人も年配の人もいたが、面倒見のいい人が多かった。

このキャンプツーに参加して色々な国の人と知り合えたのもすごく良い経験になった。

当時の私は若かったし、海外旅行の経験も少なくよく分かっていないことが多かったが、思い出すと他国の若者の精神的な成熟度が高かったように思う。

ノロノロした人を励ましたり、手伝ったり、リードしてくれるような包容力というか、リーダーシップを取れるような若者が他国の人には多いように思えた。

日本は比較的、同じタイプの人間が集まるように出来ていて、足を引っ張る人の面倒を見るような力が訓練出来ていないように思う。自分の過去を考えても人に迷惑をかけまいと思ってはいたが、私が誰かの面倒を熱心に見てあげるという事をした記憶がないに等しい。

テントでの寝泊まりも人生初で、私には楽しい経験だった。うっかりクッキーの袋を開けたまま寝むりについたら、百を超える蟻がテント侵入し、その蟻に腕と足を何か所も噛まれてひどい思いもした。

大雨の中テントを立て寝て起きてみたらテント内に水がはいってしまい荷物が濡れるということもあった。

そんな大変な目に合う経験をしても、翌年2回目のキャンプとなる30日間のツアーに参加していることを知ってもらえれば、どれだけ私がそのツアーを楽しんだか分かってもらえるだろう。

このキャンプで訪れたどの国立公園も素晴らしかった!

そしてキャンプに参加するまで見ず知らずだった異国の人たちと仲良くなり、励まし合ってキャンプをしながらハイキングや観光する楽しさは個人旅行とは全く違う楽しさだ。

ここで出会った旅仲間とはSNSを通じてその後の人生の友人になるかもしれないし、一緒にキャンプした仲間の住む国が次の旅行の目的地になるかもしれない。

もし1か月程時間があり、集中的に英会話を学びたいという人がいたら、こういうツアーへの参加を勧めたい。私が参加したツアーはAmeriCan adventures という名前のツアーだったが、今ネット検索しても出てこない。どうも今はなくなってしまったようである。

似たものをネットで検索してみた。 https://www.bindlestifftours.com/このツアー会社あたりが私が参加したのと同じようなキャンプツアーをしているようにみえる。

こういったツアーをやっている会社はいくつもある。キャンプじゃなくてホテル滞在型もある。まとめて各国、各会社ツアー検索できるサイトもあるのでぜひそれも使ってみてほしい。

総合ツアーサイト https://www.tourradar.com/

1人で参加するのが不安だったら友人と参加してもいいだろう。しかし1週間程度ならぜひ、ひとりで参加してみてほしい。新たな世界観が広がるきっかけになるだろう。

最後にひとつだけ、海外旅行保険だけは忘れずに!

アメリカ大自然を堪能するキャンプツアーに参加するベネフィット

  • 短期間に効率的に色々な国立公園を沢山周れる
  • キャンプ用品を自分で揃える必要もなく経済的に旅行ができる
  • 世界の各地からの参加者と交流がき、英語の練習もできる

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