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試練は希望をもって乗り越えよう

キャリア話

この数か月の間、私は仕事を中心に生きている。

仕事でのプロジェクトは難題だらけなうえに、その進捗の催促が上司からも客先からも毎日のように来るので少々盛って報告をする毎日だ。

進捗を盛らずに報告をすると、それではダメだと言われるので少々盛るしかない。今日できると伝えたものは翌朝に完成させてごまかしながら睡眠時間を削りどうにか間に合わせた。

確実に進めてはいるけれど一気にゴールにたどり着けないことは分かっているから、私は少々盛った進捗報告をしながら、より現実的な裏計画書通りに仲間と確実に進め一歩一歩確実にゴールを目指すのみである。

プロジェクト関連で会社が抱えている問題は、至る所で発生している。私の担当エリアだけではないというのがある意味救いだ。

だから私が当初報告したマイルストーンのスケジュールから24時間遅れる程度なら誰も文句を言わない。

しかし、2日寝かせると「そっちの進捗はどうなっているんだ?」と追い立てられ、時には意図的に完成していた提出物を追い立てられてから提出していた。

そんな風に提出物のタイミングをコントロールして、客先の不満バランスを取り、私はなんとか全体的な提出物のバランスを計って駆け引きしつつやり過ごす。

私は嘘は好きではないのだが、大問題を抱えている時に馬鹿正直に説明して叱責を受けている暇はない。相手が納得できる無理な前倒しプランをとりあえず出しておいて少々時間をかせいぐしかなかったのだ。

そんなスケジュールの駆け引きをする裏で、私は仲間と共に毎日集中して次々に計画通りの作業をこなして行く。どうにか表の計画と、裏の計画の帳尻を合わせるために1日12~13時間程ロボットのように働いた。

この今回の試練は私が人を育ててこなかったツケと、事前に人材補充の声を十分に上げなかったことのツケである。自分で蒔いた種と諦め、自分でせっせと刈り取りに励んだ。

私はこの際、今まで積み上げてきたキャリア・スキルを発揮して結果を出すチャンスと思うことにした。

しかしおかげで仕事以外のすべてはおろそかにしてしまった。

夫からは「仕事と結婚したの?」と問われたが、「一生に一度の大仕事だからやり遂げたい!」と申し開きをして私はゴールを目指して突っ走ることにした。

家族や友人、同僚からも「病気になるんじゃない?」と心配されたが、とりあえず病気にならずに難所は越えた。

もしも自分が1年とか長い期間、今回のようなハードスケジュールで仕事をし続けたら、実際に精神的に参っていたかもしれないが、私は辛くなったら外に散歩に出てリフレッシュをし、好きなものを食べて幸せ度を上げた。

休憩にはインコちゃんの動画を見て癒され、仕事中はクラシック音楽を聴いて集中した。

この数か月の激務は間違いなく私の会社員人生の中で一番ヘビーだった。

自分のキャパシティーを完全に超えたし、ストレスもあった。それまでに自分が考えていた自己許容範囲が思っていたより狭いことにも気がつかされた。

ライフワークバランスを完全に失い、睡眠時間も削って仕事をする生活を数か月経験したが「精神的に参った!」とならなかったことは運が良かっただけだったかもしれないとも思う。

今もそのプロジェクトはまだ完結していない。

まだいくつもの問題があり、これからも乗り越える壁は沢山あるのだが、一番高い初めの壁をなんとか乗り越え、続く幾つかの壁も乗り越えたところである。

しかし後は順にしたがって残りの壁を越えていけばいいだけだ。

高い壁が50個、100個とあったとしても、初めの1つを乗り越えることが出来れば気持ちがグンと楽になる。残りは時間の問題だと思えばいい。

私がこの試練を乗り越えなければいけないと思ったのには理由があった。

私の担当していた仕事には代わりが存在しなく、文書記録も80%程度あるかないか。複雑怪奇な歴史を持つレポーティングの知識は私の頭にしかないのだから、誰かにやってもらうことができなかったのだ。

万が一でも、自分が諦めてしまったことが理由で顧客が離れるなんてことになったら一大事であるし、そんなことは絶対に許容できないと思ったことが原動力でもあった。

そんな状況でも私には、暗いトンネルの歩みに光を持ってきてくれた仲間がいた。

インドにいる私の仕事のパートナーが時には私の先に立ち、先導してくれたのだ。

気持ちが折れかけて私は希望を失いつつ寝ることにした。しかしそのインド人の彼はその間も寝ずにトンネルを掘り続けるように働いてくれていたのである。彼が居なければ、私は諦めていたかもしれない。

実は私にはもう一人スーパー助っ人が居る。それはイエスキリストである。

私がこういう難関を乗り越えれる理由は私がクリスチャンである事が大きいだろう。

私がクリスチャンである理由はイエスキリストという救世主無しでは、私が自分の力で天国という門を絶対にくぐれないということに同意したことが始まりだ。

今回のプロジェクトでの試練で私は「もう自分の力では何ともならん!」と思い、日々神様へ知恵や全ての助けを祈り求めた。朝に夕にイエスの名をに頼り、祈った。

最終的な救いを与えてくれる神は、私がすごく困ったと頼り求めた時に助けてくれないわけがないと思っているのが私がタフに生きれる理由である。

私は全ての必要を神に与えてもらってこういう試練を乗り切っている。インド人の助っ人も神様が与えてくれたと信じている。

インド人の助っ人とは、それまでも一緒にシステムを作ってきた。彼はシステムの知識を駆使し、私の期待以上に、それまでとは比べ物にならない開発スピードで仕事をしてくれた。

彼も私以上に寝る時間を削って土日も休まずに、どんどん形にしてくれたのだ。

今まで沢山のインド人開発者と仕事をしてきたが、このインド人助っ人は断トツに勤勉で他の人とは比較ならないほど恐ろしく仕事をしてくれた。このインド人の彼も天が与えてくれたのだとしか思えない。

インド人助っ人と共に、お互いに寝る間を惜しんで次々必要なことを取り組んでいたら、いつの間にか初めの壁を乗り越えていた。

私には自分だけででこのような壁を乗り越える力はない。

私に出来るのは神に依り頼みながら希望をもちつつ努力を続るくらいなのだ。

諦めたくなる気持ちが無いわけではない。

神は私が生きるために色々な良いものを与えてくれる。

大変なんだと愚痴を聞いてくれる家族、友人を与えてくれた。上司さえも私の愚痴を聞いてくれていた。

インド人助っ人以外にも一緒にプロジェクトでフィールドが違うが共に苦労した仲間がいた。

お互いに励まし合い、それぞれの担当分野で必要なサポートをして助け合うと力が湧いてくる。

ほんの少しずつしか前進できなくても、進んでいることを共有してそれを活力に変えていた。

辛い時、仲間がいるということは本当に大切だ。共にゴールを信じて励ましあえる仲間を作ろう!

大きな試練を乗り越えるための対処法

  • とにかく希望をもって一歩ずつ進め絶対に諦めない
  • 一歩進めれば残りが必ず減りゴールに近づいていることを忘れない
  • 信頼できる同士を作り励ましあう

英語でのスピーチになるが、仲間と共に諦めず試練に耐え事を成し遂げることの大切さについて語られたビデオがある。2014年にMcRaven海軍大将がアメリカテキサス大学の卒業式で祝辞スピーチをしたのだがそれが素晴らしい。オリジナル英語版のリンクはこちらから

University of Texas at Austin 2014 Commencement Address – Admiral William H. McRaven

YouTubeを検索すれば日本語翻訳付きのビデオもあるので”McRaven海軍大将 アメリカテキサス”と検索してみるといい。

とにかく希望を持って諦めずに行こう!

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