当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

アメリカ空港でのLLC乗継便の盛大な遅延

アメリカ暮らし

飛行機の出発時間の遅延もキャンセルも特に珍しいことではないが、いくら自分が気を付けても避けられるものではない。旅慣れていない人の場合、何をどう備えればいいのか悩むかもしれないが、少しでも知識を得ておけば多少の備えにはなるだろう。

6時間以上の飛行機の遅延

先日、アメリカのLCC、フロンティア航空(Frontier Airline)国内線に乗った。それは午後の3時頃に出発する予定だったが、飛行機に搭乗したのは夜の8時、最終的に飛行機が飛び立ったのは夜9時を過ぎていた。

私の乗る飛行機は、別の空港から来る便で、到着遅延というこで初めの遅延が起こり、3~4回の遅延延長を繰り返した後、悪天候で更なる遅延となり出発が遅れた。この時、私は早い時間に空港に到着していたから、空港で10時間以上もこのフロンティアの便を待機をすることになったのだ。

私が今までに搭予定した便でキャンセルを経験したことは無いのだが、搭乗する便の遅延というのは何度か体験している。しかし、最長でも2時間弱という待ち時間だったから、今回の6時間遅延というは最長記録ということになる。

もしもの時に備え、私はパンやオヤツを沢山持っていたから空腹に悩むということは無かったが、飛行機に乗る時には、簡単に食べれるものを多めに持っていると安心だと思う。旅行先のおやつにもなるから、飛行機に乗る時にはお気に入りのおやつを沢山持っていくことをオススメする。

分かりづらい遅延情報

今回の飛行機遅延の第一報がメールで届いたのは、予定の出発時刻の2時間半前。それから6時間にわたり30分~1時間の間隔を開け、計8通の遅延情報メールを受け取った。搭乗ゲートの案内は荷物を預けた時に受けていたから、私はそのゲート付近で待機することにした。

搭乗ゲート情報は空港内の電子掲示板にも表示されていたが、予定の登場時刻を過ぎた頃から、私の乗る便の情報は電子掲示板に表示されなくなってしまった。その搭乗ゲート付近で待っている間に、他の便の出発もあったから、「自分は正しい場所で待機しているのだろうか?」と、少々不安にもなった。

通常は予定通りのゲートで待ち続ければいいのだが、不安になったら近くに居る同航空会社の職員に聞くか、同じ便を待っているような人に「xxx行きの便はこれでいいんだよね?」と聞くのが得策だ。万が一搭乗口が変わってしまっていたら乗り遅れることだってある。

振替とキャンセルの選択肢

1本目の遅延情報メールは出発が1時間半遅れるという内容で、ウェブサイトで遅延情報を随時確認してくれと書いてあった。4本目の遅延メールには当初の予定時刻より3時間以上出発が遅れるとあり、全額返金のキャンセル、若しくは無料で登場飛行機変更受付などの情報が追加されていた。

恐らく、今回のように航空会社都合による理由で出発が3時間遅れた場合、返金・変更対応してくれるのだろうが、基本的に格安航空チケットを買った人がわざわざ当日の高い他の航空会社のチケットを買い直すことは少ないだろう。だから多くの人が共にこの予定の便の出発を長々と待つことになる。

私はこの便の後に乗り換えが無かったから良かったが、周りの人達は乗継をする人達も多かったというに、この便が目的地に到着したのは夜中12時を越えていた。乗り換え便の調整はフロンティア航空がしてくれただろうが、多くの人が空港で一夜を過ごしたのではないだろうか。

旅行保険は理解が難しい

こういう時に役立つのが旅行保険かもしれない。しかし、旅行サイトで航空券を購入する時に進められる保険のオプションで、実際どれだけ補填されるかは不明瞭なようだ。

旅行保険で飛行機代金が補填されるケースは、突然の本人(家族)の病気やケガ出発できない時などに補填されるケースだ。その他、飛行機関連で補償されるのは、「6時間以上の遅延や欠航、運休などで、別の航空便が6時間以内に利用できない場合、宿泊費や食事代、交通費などが対象となる。」とある。

実際、飛行機が6時間以上遅延することは稀だし、代替便が6時間以内に利用できないことも珍しいことだと思うと、飛行機の搭乗に対し、単体で保険を掛ける意味はなさそうにも思う。だから保険に入るなら、日本からの海外旅行保険や、クレジットカードの保険を利用する方が良さそうな気がする。

遅延による乗継便の調整

もしも、飛行機の遅延によって予定していた乗継便に乗れなかった場合は、乗継空港に到着後に乗る予定だった航空会社の窓口に行き、振替便のチケットを貰うことになる。遅延した便と、次の乗継便が同一航空会社の同一チケット番号であれば問題なく無料で対応してもらえる。

しかし、旅行を安く済ませるためにそれぞれの独立したチケットで乗継予定していた場合は、残念ながら自費で乗継便の手配をしなければならない可能性が高い。とりあえずは乗る予定だった航空会社のカウンターに行き、事情を説明して懇願してみるしかない。

大手の航空会社であれば、運が良ければ無料若しくは、割引価格でチケットの振り替えをしてくれるかもしれないが、LCCの場合は希望は薄いと思った方が良さそうだ。そもそも相当安い価格でチケットを買っているから、この辺りのサービスも期待は薄い。

安いLCCを使うことのリスク

LCCの航空券代金は本当に安い。だから、荷物の規制は厳しく、規定の重量オーバー荷物を持ち込めば追加料金を徴収される。荷物に関しても相当シビアだ。だから、便の遅延やキャンセルよる保証内容もかなり薄いのだと思う。

大手の航空会社の便を利用して、キャンセルや大きな遅延があった場合、空港で利用できる食事券だったり、便が1日遅れると言った場合は、空港付近のホテルの提供だってしてくれる。私自身、そういう状況になり、航空会社が手配してくれたホテルに宿泊したことがある。

LCCを使うリスクは良く考えなきゃいけないと改めて感じた。国際便と国内線を組み合わせた飛行機旅行をするならば、出来る限り同一航空会社でまとめて手配するのが一番だが、とにかく安く済ませたいというのであれば、リスクを承知でLCCを利用して色々経験してみるのも無駄ではないだろう。

タイトルとURLをコピーしました