当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

グリーンカード取得Part4 健康診断とワクチン接種 医師探しと費用

アメリカ暮らし

グリーンカード取得申請書類の準備でアレコレ疑問が発生したのはI-693健康診断報告書についてである。

私の個人的な感想だが、I-485グリーンカード申請書類の必須書類の一部として存在するI-693報告書は少々情報収集に苦労した。そしてI-693報告書取得には、私が予想していた以上にお金がかかったのだ。

この記事は2024年の6月にグリーンカード申請をした際の情報をベースにしている。

I-693 健康診断とワクチン接種記録報告書

I-693 Report of Immigration Medical Examination and Vaccination Record 健康診断と予防接種記録の報告書 はI-485グリーンカード申請書類の一部としてUSCISに提出する必要がある。

I-693報告書の一部には他の申請書と同じように自分の名前や住所など他の申請書と同様に記入する必要はあるが、大部分はUSCISに認定されている医者が診断記録と、ワクチン接種記録を書き込んだ後、医師の指示に従って私が署名を記入することになる。

医師も署名を終え、全ての必要事項が記載されたI-693報告書は、完全にテープ固定か糊付けされた封筒に入れて渡されるものをそのまま開封することなく、グリーンカード申請者はUSCISに密閉された封筒を提出するのである。

私がこの報告書取得のために調査をすると、I-693報告書をいつ提出すべきか色々と意見があったが、現在は基本的にグリーンカード申請書を郵送で一括送付する時に同時に発送することを推奨する意見が多かった。

しかし、2023年まではこのI-693報告書は後日、提出するほうがいいという意見もあったのだ。

グリーンカードの最終面接がある時にI-693報告書の持参を推奨する記事がいくつかあり、当初私は申請書一括申請時にはこのI-693報告書を同封しなくてよさそうだと考えたていた。

そんな私にも考えの変化があったが、何が私の背中を押したかというと、ルールの改定である。

2024年4月に施行された新ルールだと、2023年11月以降に医師が署名したI-693報告書は有効期限がなくなったというのだ。

それで、もともと推奨されていたグリーンカード書類一括申請時にはI-693報告書も提出したほうが良いという状態に戻ったということらしい。

(以前ルールだと、I-693報告書は医師の書名日付から2年間の有効期限があり、申請から2年以内にグリーンカードを取得できないと、当初のI-693報告書は有効期限切れになり、再取得が必要になったらしいのだ)

USCIS認定の医師探し

はずはUSCISのウェブサイトで認定されている医師探しから始める必要がある。

USCIS医師検索サイト https://www.uscis.gov/tools/find-a-civil-surgeon

この検索サイトに自宅の郵便番号か、地区名を入力して医師を検索するのだ。

住んでいる地域が大きい都市なら、かなり多数の医師リストがでてくるだろう。さて、誰を選べばいいかという点だが、このリストに載っている医師なら誰でもいいように思う。

私はとりあえず、自分の住むエリアを調べるてみると沢山選択肢があったので、とりあえず近場に電話し、「USCISにグリーンカード申請する為のI-693健康診断報告書の健康診断をしてほしい」と伝えた。

医師探しをする時の確認事項3点+1

  • 費用がいくらかかるのか?
  • いつ検査が受けられるのか?
  • 検査を受けてからどの位で申請書を受け取れるか?
  • 電話先の相手とコミュニケーションがとれるか?

私は、「再度改めて電話します」と伝え、一旦電話を切って何処に行くべきか考えることにした。

気になるI-693健康診断報告書の料金

私は3か所に電話をしたが、3か所医院それぞれの料金設定は違っていた。

グーグルAIによると費用は100~500ドルの間ということだったが、私が電話した医院では、250ドル、300ドル、350ドルという違いがあった。

いつもの私なら一番安い所を選ぶのだが、今回は300ドルの電話応対が一番丁寧で英語が分かり易く、説明も分かり易い医院を選んだ。

今回は私一人で医院にいくのでコミュニケーションが円滑に取れるかが大事な要素だったのだ。

診察は1週間以内に予約できる医院が多く、I-693報告書は診察後、約1週間~10日間程で渡せるという回答だった。

グリーンカード申請ワクチン接種要件

診断の予約電話時に、グリーンカード申請に必要なワクチン接種の説明を受けた。

日本語ならまだしも、英語でワクチン名を言われても日常的に使わない英語だから理解するのに苦労した。私は何度「もう一度言ってください」とお願いしたか分からない。

親切で丁寧な医院を選んでおいて正解だった。

例えば、おたふく風邪、ハシカ、風疹だと、3種混合のワクチンが主流らしく、その呼び名は「MMR(エムエムアール)」というらしいが、それが理解できずに序盤から苦労したのだ。

必要なワクチンの種類

グリーンカードを申請する人は以下のワクチン接種が必要だというのだ(年齢によって変化あり)。 既に接種済みのワクチンがあればその正式な記録を持ってくるように言われた。 

  • Mumps おたふく風邪
  • Measles ハシカ
  • Rubella 風疹
  • Polio ポリオ
  • Tetanus and Diphtheria Toxoids 破傷風&ジフテリア
  • Pertussis 百日咳
  • Hepatitis B B型肝炎
  • Chicken Pox 水疱瘡
  • COVID-19 コロナ

私はワクチン接種なんて今更ひとつも受けたくはなかったが、拒否権はなかったののである。

ということで私は、出来るだけ余計なワクチンを打たなくていいようにと家族に頼み、私の母子手帳コピーデータを送ってもらい、健康診断の日までに、母子手帳の氏名や出生の情報に加えて、受けた全てのワクチン接種記録をすべて翻訳した。

それに加え、自分が今までにかかった病気の記憶を集めてその日に備えたのである。

医院に行くときの持ち物

必ず身分証提示の為にパスポートは必要になる。

支払いのためのお金かクレジットカードも必要だ。

あとはワクチン接種の証明書やワクチン抗体の証明書があればそれを持っていく。

私は自分自身でI-693報告書を自宅で印刷し、私自身が記載する部分はボールペン記入して用紙を医院に持参したが、私がその書類を持参しなくても良かった感じがする。

これから予約を取って医院に行く人は、I-693報告書を持参する必要を医院に聞いてみると良いだろう。「わざわざ印刷してこなくていいですよ。」と言われる気がする。

報告書にはグリーンカード申請者が署名する欄があるが、これは医師の診断が終わった後に署名をするルールがあるので、事前に署名しては駄目なのである。 

だから「I-693報告書は医院で準備する」と言われたら、医院で指示された部分に必要事項を記載すれば問題ないようだ。

厳しいワクチン接種確認と尿検査

予約した通りに医院に行くと、日本と同じく初診の病院の訪問時に記入するのと同じように問診票の記載から入り、担当者から詳しくワクチン接種記録を確認されて説明を受けた。

がっかりしたのだが、早い話、母子手帳の入手と翻訳なんてなくても結果は同じだったのだ。

つまり母子手帳なしで医院を訪問しても、今回私が追加接種必要となったワクチン接種数には変わりが無かったということである。

羅漢したことがあるなら抗体検査でもOK

私は子供の頃に水疱瘡と、風疹を罹患していることも伝えたが、これも口頭申告では不十分なのだと説明され、抗体検査をすることになった。

数日で結果の分かる抗体検査で、抗体反応が十分に出ればOK!だが、十分な抗体が出なかった場合はワクチン接種になる。 それでもやる価値はありそうなので、私は血液検査にをしたのだ。

十分な抗体が無かった場合は、抗体検査料に加えワクチン料金も係るのでちょっとした賭けになる。

私には抗体が定着しにくい体質の友人がいて、風疹のワクチン接種を既に何度か受けているという話を聞き、少々不安もあったが自分の体の機能を信じることにして抗体検査の道を選んだ。

おたふく風邪は、ワクチン接種記録も罹患の記憶もなかったが、MMRというおたふく風邪+ハシカ+風疹の3種混合ワクチン接種が一般的なので、風疹の抗体検査をすれば、この3つの抗体が一括で調べられるというのだ。

私は数日後に医院から抗体結果の朗報を受けた。水疱瘡とMMRの抗体は無事確認でき、更なるワクチン接種は避けることができた。

抗体検査の方がワクチン接種よりも経済的だし、証明書がない場合でもワクチン接種か罹患の確かな記憶があれば、抗体検査の選択はありだろう。少なくとも私にとっては正しい選択だったのだ。

私は過去にアメリカのJ1ビザをを取得したことがあるのだが、その時にMMRワクチンを接種したような気がする。その時受けたワクチン接種でおたふく風邪ワクチン抗体もしっかり定着したのだろう。

B型肝炎のワクチン接種は受けたことが無かったので、この日医院でワクチン接種を受けた。

そして破傷風&ジフテリアと百日咳は母子手帳にワクチン接種の記録があったが、このワクチン接種は過去10年以内に受けたものしか有効ではないと言われ、このワクチン接種も受けた。

ポリオワクチンとコロナワクチンの壁

納得がいかなかったのはポリオである。

私が子供の頃は日本だと生ポリオワクチンという経口ワクチンを2回飲むのが主流だったのだが、グリーンカードの予防接種要件のポリオワクチンを4回受けていないと駄目だというのだ。

「経口ワクチンの場合は2回でOKか調べてみてくれ」と掛け合ってみたが、悲しくもNGを出されてしまった。しかたなく私はこのI-693健康診断報告書の為に、人生第3回目となるポリオワクチン接種を受ける事になった。

しかしポリオワクチンは医院にはなく、1週間後にI-693報告書を受け取る為に、自分で大人用のポリオワクチン在庫のある薬局を探すように言われたのだ。

在庫のある薬局がみつかり次第、医院に連絡すれば、そこに処方箋を送ると説明を受けた。

コロナワクチン接種も2023年の後期以降にブースター接種をしている必要があると言われたが、私はとにかく追加のコロナワクチンを受けたくないと思ってたので、これは一旦保留にしてもらった。

このポリオワクチンとコロナワクチンに関してはまだまだネタが続くので番外編エピソードで次回ブログ記事(グリーンカード取得Part5 ワクチン接種続編 ワクチンはどこで打てる?)紹介する。

医院に行って、ワクチン接種の記録確認やワクチン接種に多くの時間を費やしたが、それ以外にやったことといえば血液検査と、尿検査である。

血液検査や尿検査で何を調べているのかは定かではないが、恐らく感染症とか薬物検査が目的ではないだろうか。

実際に医師の診断というのは1週間後の書類受取りの日に実行すると伝えられ、待ち時間を併せ約1時間半ほどの医院滞在時間を終え帰宅した。

医師の診断とI-693報告書の受け取り

全てのワクチン接種を終え、翌週に院外で受けたワクチンの証明書を持って再度医院を訪れた。

受付で院外で受けたワクチンの証明書として私の名前が記載された明細書とレシートを医院の受付に渡し、医師の往診を受けた。

医師の往診はとても簡単なもので服を脱ぐ必要もなく、簡単な目の検査と、聴診器を当てた臓器の確認と、質疑応答であった。私は健康に問題があるわけでもないので、5分程度の往診で済んでしまった。

その5分程度の往診の最後に、I-693報告書への署名を医師に促され、私の署名が書類に加えられた。

その後受付で15分程待っていると、医師によって必要事項が全て記入されたI-693報告書と必要添付書類が入っているという、完全に糊付けで封をされた封筒を渡され、絶対に封を開けずにそのままUSCISに送るようにと注意された。

別途、中に入っているI-693報告書とその他の書類の完全な書類データを電子メールに添付という形で受付の人が私にデータ送付をしてくれた。

紙で渡されるのか、データで渡されるのかは分からないが、どこの医院でも同様にI-693報告書のコピーは別途くれるらしい。

I-693報告書にかかった費用

私のI-693報告書の為にかかった費用であるが、合計で863ドルである。

この863ドルの明細は以下の通りだ。

書類作成料金とワクチン接種費用の明細

  • I-693健康診断報告書の対応料金 300ドル
  • MMRの抗体検査料金 66ドル (オタフク風邪+ハシカ+風疹3種混合)
  • 水疱瘡の抗体検査料金 57ドル
  • Tdapワクチン接種料金 70ドル (破傷風+ジフテリア+百日咳3種混合)
  • HepBワクチン接種料金 90ドル (B型肝炎ワクチン)
  • ポリオワクチン接種料金 100ドル
  • コロナワクチン接種料金 180ドル

MMRと水疱瘡のワクチン接種が必要となっていたら恐らく1000ドルは超えていただろう。やはりグリーンカード申請には金がかかるのだなと心底思ったのである。

I-693報告書を付けて書類を一括送付

私はグリーンカード申請書類をまとめ上げ、I-693報告書を受け取った数日後には、I-693報告書の入った封筒を添付して無事発送することができた。

医院からはポリオのワクチンの4回目接種が可能となる前の時期に発送するようにと言われた。その後になると、4回目のポリオワクチン接種が必要になってしまうからだろう。

グリーンカード申請に係る書類はどれも特に難しいことははなかったが、全体的にこのI-693報告書については、なにかと不明な事も多く骨が折れた。

この医院への予約の電話や、医院でのやり取りでは英語がある程度出来ないと難しい気がする。

英語に自信がないという人はアメリカ人である配偶者に全体的にサポートをお願いして、医院への訪問も同伴してもらい助けてもらうのが良さそうである。

ワクチン接種の度に問診票の記入があり、アレコレ読み署名する必要もある。

配偶者のグリーンカードの取得は、誰が記載すべき書類とかいうことは置いておいて、夫婦揃って二人三脚で進めるべき代物なのだろう。

引き続き、アメリカ国内でアメリカ人配偶者のグリーンカード申請シリーズは続く。

タイトルとURLをコピーしました