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雑務からスタートしたデータアナリスト |高卒女のキャリアブログ

スキル術

私は現在、大きな会社の統合基幹システム「ERP(エンタープライズリソースプランニング)」のデータをまとめる仕事をしている。

(大雑把にいえば、ERPとは発注管理、在庫管理、受注管理、売上管理等を含め請求管理まで一貫した運用ができる財務会計機能を持つ統合基幹システムである)

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諦めずに希望をもって努力する

データアナリストなんて響きの良い職務で、外資系企業でバリバリ働いているが、私が20歳の頃に初めて正社員で働いた職務は雑務一般だったから、人生以外にどうにかなるものだ。

世の中には親ガチャだとか大学のランクなんかで将来が決まってしまうのだという意見はあるが、高卒の私が外資系企業でデータアナリストになれたのだ、諦めずに努力はするべきである。

だから、私はそんな希望の無い世間の意見になんか負けずに、誰にでもチャンスはあるのだと希望をもってもいいと思うのだ。

私のデータアナリスト仕事内容

私の働らく会社ではERPシステムに蓄積されるデータを別のデータサーバーにコピーし、私はそのデータを調査して目的に合わせたデータ調合する仕事をしている。

その調合したデータを使ってデータレポートを作成したり、分析データの環境を整えたりというのも私の仕事だ。仕事の一部は、ビジネスアナリストという種類の仕事も含まれている。

分析データの環境を整えるとは、分析する為の簡易レポーティングツールを作成したり、「BI(ビジネスインテリジェンス)ツール」と言われるWebベースでのデータ分析環境を整えることである。

BIツールは有名どころだと、タブローとかパワーBI、スポットアフィヤーなんかがある。

プログラミングなしのデータスぺシャリスト

私は現在「データのスペシャリスト」専門職員として会社員をやっている。PC操作を始めて20年以上経ち、データのスペシャリストとしても15年以上経った。

コツコツ働いているうちに、気づけば私のPCスキルは高くなっていたのである。

しかし、私はデータアナリストと言っても、プログラミングコードを書くことはできないし、システム屋が知っているべきシステム用語もあまり知らない。

それでもデータのスペシャリストとして任された仕事はこなせるし、「パワーピボット」というエクセルの機能を使いデータモデルを作成し、エクセルを利用してウェブBIツールを使うのと同じような最終系分析ツールも作成することはできる。

プログラミングコードが書けなくとも、データの専門職者として活躍できると道も存在するのだ。

プログラマーに指示を出す役目を負う

最終的なウェブBIツールへ落とし込む為の技術については自分の理解が浅くとも、その辺は開発担当者者がやってくれるので、その手のプロに任せて仕事をすればいい。

私が活躍できる部分はプログラミングをする部分でないことは確かである。

その代わり、私はどのデータをどのように活用するかデザインを考え、分析データに使う計算式の定義などを決め、プログラミングで作られたデータシステムが計画した通りに作られているかを見極めシステムリリースの責任を持つ仕事もする。

データアナリストは転職に有利

データの専門職者となってから、私の転職はあまり大変ではない。

仕事が今の時代にマッチしていることが功を奏して、データに関わる仕事の求人が沢山あるのだ。

自ら進んでデータアナリストを目指し経験を積んできたわけではないが、みんながやりたがらない集計の仕事を手伝うようになった延長線に、たまたまこのデータアナリストという着地点があっただけなのだ。。

しかし、私が20歳の頃に初めて正社員で働き始めた頃は、PCの起動方法すらよく分からなかったのだ。そんな私がただコツコツ仕事をやっていたらデータアナリストに成れたのだから誰にでも希望はある。

時間はかかるがコツコツやっていれば、いつかどうにかなる可能性を期待して希望を持とう!

私がPCに触れ始めた頃は、「端末への打ち込み業務だってデータのスペシャリストなんじゃない?」と思っていたくらいである。「データ入力のスペシャリスト」と、「データ分析のスペシャリスト」の違いさえも知らなかったのだ。

働きだしたら5年でも10年でも一生懸命学び続け、人から知識やスキルを習うことを続けて成長し、先へ続く道を見つけよう。とにかく諦めなければきっと何か見つかるはずだ。

初正社員は小さな会社の雑務担当

私が初めて正社員として働いたのは、小さな消費者金融会社で、私の職務は庶務全般だった。

庶務全般と言えば聞こえはいいが、実際の所は雑務担当である。

この会社の採用面接を受けた理由は、正社員の募集だったからということと、高卒OKで家からも近く、他と比べてそこそこ給料が高かったのだ。

私には特別何も売り込むスキルがあったわけではないが、事務職経験あったのがよかったのだろう。無事面接を通過し正社員として採用してもらった。

「正社員」という枠で就職したものの、改めて当時の状況を考えると雇用期間が無期なだけで、厚生年金制度の準備もない会社だった。小さな会社だったし、私も月給の手取りの事しか考えていなかったから別に不満なく2年半ほど働いた。

1年目は電話対応とダイレクトメールの宛名書き、お茶汲み、男性社員のデスクにある灰皿の交換と社内の清掃に加え、社長のお使いが私の仕事だった。

電車に乗って社長の掛かりつけの医師がいる病院へ薬の受け取りに行くのも仕事だった。私はこの会社で色々な雑務を担当したが、唯一やらなくてよかったのは男性トイレの掃除くらいだ。

正社員生活2年目の転機

単調な仕事をする毎日だったが、2年目になってやっと私に転機がやってきた。

当時、この会社でPCを使って仕事をしていたのは経理担当一人だけだったが、もう一台誰も使っていないPCがあり、暇を持て余す私に「このPCを好きに使っていいから、勝手に学んで頂戴」と声を掛けてくれたのだ。

単調な仕事の繰り返しでも真面目にやっていればチャンスが与えられる可能性が生まれるのだろう。だからやはり信頼を得るということは大事である。

この当時、一般家庭でのPC普及率はまだかなり低かった。殆どの会社でまだひとり1台のPCが当たり前ではなかった時代だ。

今では絶滅してしまった文書作成する為のワープロという機械がまだ沢山出回り、販売・実用されてた時代である。

最近ではスマホやタブレット、それにテレビがネットに繋がっていることもあり、自宅にPCは不要だという人が増えているから、一般家庭でのPC普及率はこの先も低迷しそうだが。

PCスキルの基盤を作る

雑務の間にPCを触れるようになってから、私は毎日暇さえあればPCを起動して会社にあった指南書「できるシリーズ」 の できるWindows、できるExcel、できるWordを全冊1ページ目から読んで、実践してみた。

こうして私は会社のPCで、勤務時間にお金を貰いながらPCの基礎を習得したのだ。

それまで毎日やっていた雑務もなるべく疎かにしないようにしながらやりくりして、勤務中にPC学習時間を増やし、会社にいる時間を楽しくした。

PCの基礎を学んだあとは、私は会社の人と相談して紙ベースで記録していた顧客情報をPCに入力するという仕事を作り出した。

結構な量のデータを入力することになり、私の入力スピードもどんどん上がった。紙データをデジタルデータに変換する仕事を進めることが出来たのだから、会社にとっても私にとってもウィンウィンだったと思う。

PC入力の基礎を身に着ける

出来るシリーズ本の紹介ウェブサイト

「できるウィンドウズ」には、ベストな文字入力方法とか、ちょっとした豆知識が色々記載されている。

それで学んだのだが、キーボードのアルファベット文字「F」「J」のキーの上には触れるとわかる小さなポッチがついている。

ブラインドタッチをするためにも、常に両手の人差し指がこのキーボードのポッチに乗っている状態を覚えるようにと本には書いてあり、私はその通りに学んだ。

この入力のための人差し指の「ホームポジション」を習得したおかげで、私のブラインドタッチはほぼ完璧だ。今も常に私の両手の人差し指はそのホームポジションを探し、そこで待機するということが習慣になっているのだ。

私は未だに新しいPCや、キーボートを購入するときに、この初めて正社員で働いた会社名を入力してキーが打ちやすいかテストをする。

長い社名だったから、入力感覚が良いか悪いかを判断するのにいいテスト入力文字になのだ。

この小さな消費者金融会社での雑務仕事があったおかげで、私の人生の大事な武器である「ウィンドウズPCとの出会い」を得て、「データアナリスト」への第一歩に繋がった。

学ぶ時間を作れれば可能性はある

実務を通して新しい仕事のスキルを習得するのは理想的ではあるが仕事の面接に行って、「内職する時間は沢山ありますか?」とはさすがに聞けない。だから、仕事をしながらスキルを身につけれるかどうかは運も必要かもしれない。

しかし、給料が少し低いとか、条件がいまいちだと思っても、「忙しくない時期がある」というような会社で仕事をしてみる価値はあるかもしれない。

それに余裕があるなら、「誰かこの仕事をやってほし言う声を聞いた時、進んで受けれる位のキャパシティを持ち新しい事を学ぶ機会はを自ら作ることも自分の力になる。

空いた時間を使い何かを学んだり、新しい運用方法の考案などさせてくれる職場で働く機会を得れば、お金を貰いながら色々とチャレンジできるし、きっと将来のキャリアに続く道となるはずだ。

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仕事で使うことが多い”できるPowerPoint”も時間があればやっておいて損はない。

この4冊が攻略出来ていれば、一般事務系のパソコンスキルとしては十分だろう。

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