長い間、日本の家で使うキッチンボードについて悩んできた。完成品のキッチンボードを探したが、私の希望を満たす色とデザインに加え、サイズが合うものを結局見つけらずにいた。やっと心惹かれ選んだキッチンボードは組立て式だったのだが、思いがけないトラブルが発生した。
主流ではない板戸キッチンボード
私の家のキッチンはアイランドキッチン風で、建付けのキッチンキャビネットはガスとシンク下にしかなく物を格納するスペースが少ない。そんなに限られたスペースなのに小さな食洗器がついているから余計に収納スペースがないキッチンなのだ。
キッチンボードを入れて収納スペースを増やそうと思っていたのだが、アメリカ滞在時間が長くなったりしたこともあって、長い間手つかずのままキッチン収納スペースは諦めていた。しかし、日本滞在期間がながくなってやっとキッチンボード探しに着手した。
我が家のキッチンのキッチンボードスペースは幅90cmしかないから、それほど選択肢があるわけではない。私は絶対にガラス戸の付いたキッチンボードが欲しくはない。それだけで選択肢が相当に減ってしまうのだ。なぜメーカーはこぞってガラス戸のキッチンボードを作るのだろうか。
生活感の薄いキッチンボード
私は時間を掛け、扉が全て板戸で中が見えないタイプの収納スペースが沢山あって、大き目のオーブンレンジが置けるキッチンボードを探し、数か月間悩んだ末、組み立て式のキッチンボードを買うことになったのだ。
私がキッチンボード探しで苦労した理由は、ガラス戸付きのキッチンボードを除外したからだが、更に私は炊飯器を置くためのスライド棚なるキッチンボードを除外した。加えて奥行きが45cmあるタイプを探したら、もう殆ど選択肢は限られていたのである。
どこの会社も本当に似たり寄ったりの物を作って売っている。安定して売れるものを作りたいという理由で、私が欲しいと思うようなキッチンボードが市場に出回っていないのかもしれないが、他にも出来るだけ生活感を出したくないと思う人は沢山居ると思う。
家具屋の人がもしこのブログを読んでくれているのなら、ぜひ今後の商品開発に私の意見に耳を傾けマーケットに一石を投じて欲しいと心から願う。
組み立て式ならではの個別配送
組み立て式のキッチンボードを購入を決めオンラインショップ決済をした。商品説明を読み、いくつかあるレビューを読んで届く荷物が何箱かになって配送と情報を得ていたのにも関わらず、私はそのことについて全然よく理解していなかった。
私のオーダーしたキッチンボードは3箱に部品が分納されていて、それぞれに伝票が貼られ、配送番号が違っていた。今、考えれば当然と思えるのだが、私は荷物を受け取るまで荷物が3個別の送り状であるということを失念していた。
私はヤマトで顧客登録しているから荷物の送り状荷受人に私の電話番号が登録されていれば事前に荷物配送のお知らせを事前に受け取ることができるのだが、同時に3件のメール連絡を受け取った時に、1個の荷物のお知らせに対してシステムエラーで3通もメールが届いていると思ってしまった。
私は仕事でシステムエラーを日常的に体験した期間が長くある。その影響で、ヤマトからの3通の荷物お届け通知に対して勝手にシステムエラーであると思い込んでしまった。それで私は3つの荷物の1個だけに対し受け取り時間指定処理を加え、配送日の午前中に意気揚々と荷物の到着を待っていた。
組立て家具は1箱目が肝
元々に荷物は指定日配送がされていた。しかし、私が時間指定をしたのは3個あるうちの1個だけである。午前と時間指定をした荷物は11:55amに届き、それで私もやっと伝票番号が違う荷物が3個あって、そのうち1個しか時間指定をしなかったことに気付いたのだ。
届いた荷物を開けて気づいたのだが、届いたのは3個口のうち第2の荷物で説明書がない。私はこの日、家具を組み立てるために助っ人を家に呼び、昼11時頃から待機してもらっていたのに結局何も手を付けられない。
ここで、ヤマトのサービスセンターに電話をかけ、3個配送の荷物の残りの2個をできるだけ早く配送してほしいと相談したのだが、災難は続き、指定日配送だったにもかかわらず荷物が近くにないというのである。それも一番早いお届けでも夜間配達になってしまうというのだ。
日にち指定した配送品が夜間指定していないのに夜間にしか届かないとは通常でいえばありえないことらしいのだが、残念ながらいくつかの手違いが発生していたらしい。
この時点でこの日の家具の組み立ては断念し、街に繰り出した。夜間に第3の荷物を受け取ることは出来たのだが、結局この日、組み立て説明書の入った第1の荷物は届くことは無かったのだ。
折角助っ人に来てもらったというのに、この日は1か所も組み立てることもなく終了した。そして指定日配送した荷物が家に居るのにその日に届かないという経験をしたのも初めてだった気がする。きっと3個の荷物それぞれに時間指定をしていたら、きっと違う結果になっていたのだろうと思うのである。
混乱する家具組立て
組立て家具を組立てようと息巻いた日は、結局何一つ組立てられなかったのだが、その翌日に第1の荷物を受取って、私はやっと組立て家具部品一式と、組み立て説明書を手に出来た。
助っ人はいないが、出来る部分は1人で組み立ててみようと作業を進めたのだが、引き出しやキャビネットが充実したキッチンボードは部品も多い。部品には組み立てガイドとして番号スタンプ若しくはステッカーがあるが、圧縮木材と言われる素材にスタンプされた数字は非常に読み辛い。
私は部品番号が上は47番までと確認しなかったおかげで、24番の部品を探すのに30分以上を要してしまった。その「24」という番号が振られた部品は圧縮木材の具合で番号スタンプの一部がかすれてるうえに、スタンプ位置もずれてしまって、私にはどっからどうみても「57」にみえていたのだ。
それで24番部品がナイナイと、私は恐らく1時間近く無駄な時間を過ごしてしまった。どこをどう探しても24番がないと気づき、説明書を見て57番なんて部品はないのだと知り、部品を逆さにみれば24番がでてきたのである。
恐らく2人掛かりで作業していれば、どっちかが早めに気づいていただろう。そう思うとやっぱり私には助っ人が必要だったなと思うのだ。
大きな家具は手を借りる
最終的にキッチンボードの上部の組み上げにはやっぱり人の手を借りねばならない。一人でやるにはリスクが高いと思うのだ。うっかり一部を落として壊したり、床に傷をつけたり、自分が怪我する羽目になる代償は重い。
ということで、無理せず私は助っ人の手を改めて拝借することにした。本当は夫に手伝って貰えば良かったのだが、今は出張中である。購入するキッチンボードを決めたら直ぐに設置したいと思い夫の帰りを待たず着手してしまった。
家具組立てを一人で完成させて満足するのもいいが、完成時に助っ人が居れば共に喜ぶ幸せがある。こういう大作を完成させた時にはやっぱり共に誰かと喜び合えるってのも本当にいいもんだと思うのだ。
待望のキッチンボードを得ることができたのだが、私の今回の一番の学習は配送荷物とシステムサービスについてである。今後は人様のシステムに対し、勝手にシステムエラーなんだなと思ってはいけないなと反省した。