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アメリカンなホームパーティーで育つソーシャルスキル

日本暮らし

私がまだ知らない人と気軽に話すことに慣れていない頃、夫は良かれと思い初デートで私を彼の友人宅で開かれていたホームパーティに連れていった。しかし、当時の私にはホームパーティの楽しみも勝手も分からず、何で私は知らない人の家に行かなくてはいけないのだろうと思っていた。

知らない人と繋がる機会

夫はすごく社交的で、色んなことに囚われない人である。そういう人だから、日本でもアメリカでやるのと同じに仕事関係で出会った友人も、飲みに行って知り合いになった人も一緒くたに友人を呼んで、ホームパーティを開き見知らぬ人同士の社交場を提供している。

私が思うホームパーティのいいところは、知り合いではなかった友人の友人とが知り合いになって、新しい出会いが生まれることだ。ホームパーティに参加したからといって、必ず友人を得ることが出来るわけではないが、知らない人と話せば少なからず刺激を受けることは期待ができる。

それにホームパーティに家族や友人を連れて行っても問題ない。ホームパーティを主催する側も、自分の友人を通して友人の友人と知り合い、それで新しい友人を得たりするのだ。

私が数年前に得た新しい友人は、夫が参加したパーティで夫が知り合った女性だ。そのパーティの場で夫は彼女と私がいい友人になりそうだグループLINEを作って私たちを繋げてくれた。

夫がこういうことをするのは初めてのことではない。普通いきなり誰かに「友達になるといいよ。」とLINEで紹介されても、気が合う可能性ははっきりいって低いだろう。しかし、私と彼女は折角だからお茶でもしようかと会ってみたら、驚くほど意気投合して仲良しになったのである。

ホームパーティーは、自分の限られている人の輪を広げるきっかけにもなる。だから私は日本社会でももっとホームパーティが広がればいいのにと思うのだ。

気張らないホームパーティ

私たち夫妻が開くホームパーティは日本の仲間内でやるようなホームパーティとは違い、ゆるい感じのやつである。案内時間も「午後5時から夜10時まで好きな時に好きなだけ来てくれればいい。」と誘っている。知り合いを連れてきてもOKにしているし、手ぶらで来てくれてOKにしている。

忙しいなら少し立ち寄る感じでもいいから、おいでと誘うのだ。その分、私たちは特別に手厚いおもてなしをするわけではない。1杯目の飲み物位は私や夫が準備することが多いが、その後は皆に準備しておいた飲み物を自分で好きに飲んでもらう。

簡単に食べれるおつまみをいくつか準備し、あとはそれぞれ勝手に社交の場を楽しんでもらう。アメリカでのホームパーティは、だいたいこういう感じなのだ。

アメリカスタイルのホームパーティでは、来ると言いつつ来ない人もいる。だから、「当日行けたら行く。」と言う回答だって許されるのだ。このくらいゆるい感じでホームパーティをすれば、呼ぶほうも呼ばれるほうも気を使わなくていいのである。

会費制ではない

我が家がホームパーティーをする時、飲み物もおつまみもすべて我が家が準備する。日本で仲良しが集まってやるホームパーティのように会費制や割り勘制にはしない。費用は主催者持ちでやるのだ

それでも夫と二人で高めのレストランに行って夕食を取るより費用はかからない。だから1年に1回か2回ホームパティをするくらいなら経済的な負担も気にならないし、多くの友人たちと和やかにホームパーティを楽めるなら十分満足だ。

お店で大人数でだらだら集まるのはあれこれ制約があるから、やっぱりのんびりした集まりをするならホームパーティが一番なのだ。

手ぶらもOKだけど

ホームパーティーには、多くの人が色々差し入れをしてくれるが、身一つで参加してもいい。よくある定番な差し入れはワインだ。ワインや缶ビールはそのホームパーティでそのまま飲み物として提供できる喜ばれるアイテムである。

少なくとも数人の友人がワインを持ってきてくれるから、私が準備するワインは2本あれば足りてしまう。さすがに2本だと心もとないので3本くらいは準備しておくが、殆どの場合、残ったワインの数量は事前に準備していたものよりも増えていることが多い。

食べ物を持ってきてくれる人も多くいる。お菓子だったり、おつまみだったり、デザートだったり色々だ。皆自主的にもって来くるからバラバラな組み合わせだが、何だって喜ばれるだろう。

せっかく誰かに誘われたら基本は何か持っていくのがいいだろう。誘ってくれた人が喜ぶものを持っていきたいと思ったら、主催者に持って来てほしいものを聞くのがベストだ。「何も要らない。」と言われたら、その時は手ぶらでもいいし、それでも気持ちだから何か適当に持っていってもいい。

私も手ぶらでよそのホームパーティに行ったことは何度もある。我が家にきてくれるゲストには手ぶらで来る人もいるし、アメリカンスタイルなホームパーティでは手ぶらは意外に普通なのだ。だから何も準備していないからと遠慮して参加を見送らずに、その時は手ぶらで参加すればいいと思う。

ソーシャルスキルを養う

知らない人が集う場所で気さくに周りの人と会話を楽しむには慣れというものが必要かもしれない。「知らない人といきなり何を話せばいいのだろうか。」と悩む人もいるだろう。実際、私も昔はそういう風に思っていた。

私の場合、私が見知らぬ人が集まるホームパーティに行くことに乗り気ではなかったが、ミスターソーシャルな夫と行動していると、結局そういう見知らぬ人の集う場に行くことが多かった。それで数をこなすうちに私も見知らぬ人の集まる機会を楽しめるようになったのである。

見知らぬ人に話しかけ、その人のことについて聞いたり、自分がその時に興味をのあることや体験した話をして相手との会話を模索する。誰か話しかけてくれたら、その会話に乗って会話をする。会話に花が咲き盛り上がればいいが、そうじゃなければ適当に切り上げて別の人と話せばいい。

こういうソーシャルスキルは仕事でもプライベートでも役に立つ。当たり障りないことを自分から気さくに話しかけることが出来れば、その場の硬い雰囲気だって少しは和らいだものになる。

しんとした病院の待合室のような雰囲気は息が詰まる。そういう雰囲気を打破する日本人がもっと増えてもいいのではないだろうか。誰とでも気軽に話す訓練の社交場としてもホームパーティは適していると思うのだ。

自分がホームパーティを開くのはハードルが高いかもしれないが、アメリカンなホームパーティに誘われることがあったら、気軽に行って気楽な刺激を求め楽しんでみるといいと思う。

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