家を買うなら価値の落ちない物件を買うに越したことはない。一定の基準を満たせば長年価値の落ちない物件というものは存在すると思う。買うならそんな家を買うに越したことはないのだが、そういう家に出会えるかどうかが鍵なのだろう。
近隣の築40年賃貸を調査
以前知り合った不動産屋さんに、都心で1~2人暮らし用の鉄筋マンションの部屋を買うなら、まず近所にある築40年の賃貸家賃の価格を調べてみると良いと言われたことがある。
例え築年数が古くなっても家賃がそれほど落ちない立地があり、また部屋から見える風景に支えられ、賃貸人気が落ちず、価値がそれほど衰えない物件があるのだと習った。鉄筋なら建物は何十年と持つし、築年数が古くても室内はリノベでかなり綺麗になるから、賃貸募集でも困らないだろうと。
そんな価値の下がらない部屋を持つマンションは、だいたい最寄り駅まで徒歩で数分だったり、山手線の駅まで徒歩10分以内の場所にある。
良い部屋なら早めに購入
その不動産屋さんからは、将来部屋を貸し出すことまで考えて購入すべきかどうかを考えてみると良いのだと、役立つ助言を貰った。良い物件が見つかったら自分の居住用として購入し、その後、自分が住まなくなった時には投資用物件にする方法がある。
ある程度の収入があって、マンションの頭金になる位の貯金があるなら、都心で10万円を超える家賃を払い続けるよりは、マンションを購入してしまったほうが良さそうだ。
そしてマンションを購入するなら立地の良い、大人2人が住める大きさの部屋を買うのが良いと思う。一人でゆったり暮らせるサイズか、2人で暮らせる広さの物件が理想的だ。そういう部屋で結婚生活を送るのもありだし、老後生活を送るのだってありだろう。
2人で住める広さの部屋で立地もよければ、貸し出す家賃だって結構いい金額になる。将来の投資と思って、可能であれば早めにマンションの1室を買っておいてもいいのではないかと思うのだ。
終の棲家を先に買う
子供が出来て、広い家が必要になったら子供が巣立つまでは部屋を人に貸して、その後老後に戻ってその部屋で暮らしてもいいと思うのだ。将来一人になった場合だってその部屋があれば、自分の住む家には困らないことになる。
定年後には賃貸ができないという話をよく耳にする、だからこそコンパクトで便利な家を早く買っておいて、住宅ローンも出来るだけ早く返すのもアリ思うのだ。それに意外に都心は年寄向きな気がする。大きな病院も近くにあるし、車も必要なく、便利な店が沢山近くにあるからだ。
どちらかと言うと、家族が増えて子供の部屋が必要になった時に人は大き目の家を買う傾向にあるのだが、子供が巣立つことを考えると、意外に大きな家が必要になる年数は、コンパクトな家を必要とする年数より少ない気がする。
そう考えると、家族で住む大きな家は郊外の安めの賃貸にしておいて、所有物件は都心のコンパクトな物件で賃貸に出しておくという方法を選んでもいいのではないかと思うのだ。
投資物件としての可能性
株や、暗号試算の投資の方が流動性もあって、投資としての魅力は大きいのかもしれないが、良い物件の不動産ならば、売却に困ることもなければ、築年数が古くても入居者探しに苦労しない感じがしている。
それを考えると、良い物件であれば、不動産一択投資をしてもいいのではないかと思うのだ。
住宅ローンが残っているうちに賃貸にしたかったら、投資用ローンに切替える価値は十分にあるだろう。自分の所有物件なのだから、時間を掛けて切替先となる投資用ローンを探すことだって出来る。諸費用はかかるが、新たな不動産投資物件を探すことを考えれば低リスクな投資になる。
賃貸として部屋を貸し出しだすと、入居者探しに苦労しなかったとしても、退去はつきものだ。定期的に壁紙の張替えだったり、ガス器具などの入れ替えをする必要が発生し、まとまったお金が出ていくことは間違いない。
しかし、住宅ローンの支払いが終われば、その後は毎月家賃が収入源として入ってくるのだから投資としても優良だと思うのだ。
目の前が公園という立地
私が購入した部屋は6階で目の前には公園である。山手線の駅まで徒歩10分で行くことが出来、家の目の前が公園という物件は限られる。そういう物件に出会ったからこそ、私も部屋を買う決心がついたのだ。
都心で部屋に入って外を見た時に、緑が見えるということは貴重なことだ。部屋を飾らなくても、外にある緑が部屋を明るくしてくれるし、すぐ目の前は隣のビルっていうんでは窓を開ける気にもならないだろう。
目の前が公園というのは実は大事なポイントである。公園は取り壊されることはまずない。そこに公園があり続けてくれる限り、部屋からの景観は殆ど変わることはないところがいい。買った時には駐車場や、低層階の民家があった場合には景観が大きく変わる恐れがある。
目の前の土地が私有地の場合、いつ巨大な建物が目の前に出現するか分からない。そうなってしまうと、部屋の価値は間違いなく下落するだろう。だから、目の前が公園であるというのは一種の価値を保持する為の保険になる気がする。
稀に夏場になると、公園で夜な夜な宴会をし始め、安眠妨害になるような騒音を出す人が出没するが、そんなのは稀だからやっぱり目の前が公園という立地はオススメだ。
都心のコンパクトなマンションの部屋は、買うだけの価値を持つものもチラホラある。都心の山手線駅から近いと、コンパクトな物件でも安くはないが、大型物件よりは手が出しやすいと思うのだ。
どれだけ儲けられる分からない金融資産よりも、突っ込むなら都心のコンパクトなマンションにお金を突っ込んでみれば、将来自分の住居でなくなったあとは、意外に優秀な投資案件になり得る気がする。