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審美 歯間に出来たブラックトライアングルを治せるか

日本暮らし

私は毎晩時間を取って、念入りに歯ブラシとデンタルフロスをで歯の健康を守っている。

以前、生まれ持った歯がどれだけお宝なのかというブログを書いたが、私は今年の初めに知覚過敏になった歯にビビッて2カ月程、効果の少ない歯磨き方をしてしまい、その結果うっかり上の前歯のど真ん中にブラックトライアングルを作ってしまった。

しかし早期発見が功を奏してか、私のブラックトライアングルは治ったというか、消えてくれたのだ!

私はブラックトライアングルと言う歯の問題に無知だったが、数年前から半年に一度メンテナンスとクリーニングで通っている歯医者さんで、歯科衛生士さんにブラックトライアングルが出来てしまっていると教育を受けたのだ。

審美問題ブラックトライアングル

ブラックトライアングルとは、歯と歯の間の上部には通常歯茎があるわけだが、歯茎が後退してしまい、空洞が出来る逆三角形の隙間で、それをブラックトライアングルと呼ぶのだ。


一般的にブラックトライアングルは治らないと言われている。

ブラックトライアングルは審美障害なのは間違いないし、話す時に空気が漏れるなどの発音障害に加え、プラークや食物の停滞障害もおこる。

しかし、早期発見で上手く対応することが出来れば歯茎が回復して、私のケースのように治ることもあるみたいなのだ。

ブラックトライアングルの原因

いくつかの代表的なブラックトライアングルが出来てしまう理由はこんな感じだ。

① 歯肉炎や歯周病

歯茎が腫れて歯肉炎を起こし、歯周病へ進行すると歯槽骨が次第に溶けて、骨の高さが低くなり歯茎の位置も同様に下がってしまってブラックトライアングルができる。

治療して歯周病が収まると炎症もおちつき歯茎の腫れがおちついて結果的にブラックトライアングルが出来ることがある。

② 加齢によるもの

加齢によって代謝が低下すると歯を支える骨や周辺組織の細胞活性が下がってしまい、歯槽骨の高さが低くなり、加齢とともに歯茎が退縮しブラックトライアングルが出来ることがある。

③ 歯磨きによるもの

硬い歯ブラシを使ったり、強い力で磨いたりし過ぎると、歯茎を傷つけてしまいブラックトライアングルが形成されます。

④矯正治療によるもの

歯並びが悪い時は歯肉は重なった歯にかぶさり、隙間が見えない状態でも、歯を正しい位置に並べると歯茎の隙間にブラックトライアングルが目立つようになるケースがある。

歯科矯正の過程の骨吸収で溶けた歯槽骨が代謝の低下してしまい、元の状態まで再生されないためブラックトライアングルができるというケースもある。

治療後のセメント残りによるもの

これは代表的かは不明だが、私がブラックトランアングル問題を抱えてしまった理由は、前歯の治療をしたことと関係があったらしいのだ。私の前歯は差し歯だが、最後の仕上げでセメントが歯茎の中部分の歯に残っていた。

この歯茎の中のセメントが悪さをして、①の理由である歯茎が腫れ、同時に知覚過敏もあって、消極的な歯ブラシをしていたらブラックトライアングルができてしまっていたのである。

歯科医提案ブラックトライアングル治療

殆どの歯科医が提案しているブラックトライアングルの改善方法は、結合組織移植などの歯周外科処置か、歯と歯の間を0.1~0.5ミリ程削って隙間を物理的に少なくしてブラックトライアングルが目立たないようにするという対策をするらしい。

しかし、これは結構大きな処置になるから、敷居も高いし、初期なら他の方法もあると思うのだ。

早期対応なら歯磨きで治せる可能性

私はうっかりブラックトライアングルを作ってしまったが、私がブラックトライアングルを治せた一番の理由は、半年に一度歯医者さんにメンテナンス、クリーニングに通っていたからである。

ここで歯科衛生士さんが前歯にブラックトライアングルが現れたことを即座に見つけ、その理由を探し、処置と指導をしてくれたのが大きい。

私の前歯には、差し歯治療をした時の除去しきれていなかったセメントが少量付いていたらしい。加えて歯茎が腫れ、知覚過敏にもなり、控えめな歯磨きを続け、歯と歯茎の付け根の歯周ポケットの掃除が出来ていなかった。

それで歯周ポケットに歯石が溜まり、炎症を起こして歯茎は更に腫れて、ブラックトライアングルを既成していたのだ。

歯科衛生士さんがガリガリと、前歯に残っていたボンドを綺麗に除去してくれ、歯全体の歯石を綺麗に取り除いてくれて、数日の内に歯茎が引き締まるとブラックトライアングルがより目立つようになると言われたが、その通りになった。

しかし、歯科衛生士さんは「まだ諦めてはいけない!望みはあるから!」と、私に改めて歯みがきのブラッシングの指導をしてくれたのである。

早期発見で、1~2カ月で回復

言われた通りに歯みがきブラッシングを続けてると、1か月後にはなんとブラックトライアングルが消え、問題の逆三角の隙間に歯肉が現れたのである。

2か月目には、前からある歯肉と新しく出来た組織の歯肉との境目が分からない程に改善したのだ。

ブラックトライアングル撃退歯ブラシ

CURAPROX クラプロックスのウルトラソフト歯ブラシ(7600本の植毛)は歯茎の魔術師である。

歯科衛生士さんから、歯茎の炎症をおさえ、健康な歯周ポケットを得るのにはクラプロックスの7600本の細く柔らかい歯ブラシを使い、くるくると歯と歯茎の辺りをマッサージするように磨くのがコツだと教えられ、その通りにこの数か月の間、歯磨きをしてみた。

緩やかな改善の過程

1か月程この歯ブラシマッサージをしていると、隙間を作ってしまった下がった歯肉の下に、新に歯肉が現れたて、歯肉に境目があるように段が現れた。

そのままさらに1か月位、丁寧な歯磨きを続けていると、その段となっていた境目もなくなって、ブラックトライアングルの痕跡は綺麗になくなったのだ。

諦めずに丁寧なブラッシングを続ける

私はもう40代も半ばだから、歯肉が再生されることは難しいかもと思っていたが、希望をもって丁寧な歯磨きを続けたらなんとブラックトライアングルは綺麗さっぱりなくなったのだ。

歯科衛生士さんからは、「今まで利用しているデンタルフロスも使うことも忘れずに!」と言われていたので、丁寧な歯磨きに加え毎晩デンタルフロスも丁寧にやったが、セットで続ける必要がありそうだ。

長時間放置してしまったブラックトライアングルを撃退するのは正直相当難しいだろう。

しかし、出来て間もないブラックトライアングルなら歯医者さんの敷居の高い治療に頼らなくても治すことができることを私は経験したのである。

ブラックトライアングルについて知った時は、私はこの数年、歯に努力を費やしてきたはずだったのに、ブラックトライアングルを作り、それが治らないとネット記事を読んで更にガッカリした。

しかし、こうして朗報を世間に公開できて自分でも驚いている。

とにかく歯の定期健診が大事

このクラプロックス歯ブラシのブラッシング効果によってブラックトライアングルを治せたのは良かったが、やはり丁寧な歯磨きとデンタルフロスの日々のケアと同じくらい大切なのは定期的な歯のメンテナンスとクリーニングだろう。

今の時代は、保険適用で質の高い歯のクリーニングができる仕組みになっている。こういう仕組みがあるから私のブラックトライアングルも早期発見に繋がって、治すことが出来たのだ。

私は歯医者さんの存在意義とは治療よりも、メンテナンスとクリーニングなのではないだろうかと思うのである。

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