当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

お得な買い物文句を習得しよう

アメリカ暮らし

アメリカで買い物にいくと、お買い得な商品をあちこちでみかける。

近所のスーパーに行ってもショッピングモールにいっても同じようにお買い得があるのだが、日本のショッピングの安売り方法とはちょっと違うことが多く悩ましいのだ。

日本での安売りはひとつひとつの商品に値下げ価格が書いてあったり、割引の札”〇〇%オフ”なんてのがついているのが主流だろう。

アメリカで見る主流な多くの割引方法は、商品の複数買いに対し割引をしているケースが殆どなのだ。

私はLay’s のポテトチップスSalt&Vinegarが大好物でアメリカにいる時には1週間に2袋は食べている。沢山の友人から「そりゃ食べ過ぎだろ!」と言われているが私はコレが大好きなのだ。

アイスクリームやチョコレートなどは別に食べなくてもいいのだが、私はこのポテトチップスだけはいつでも気が向いたときにちょっと食べたいのである。

ということで、いつもこのポテチのお買い得情報を確認し、まとめ買いをしている。

このケース“$2.29 each when you buy 4 or more”と書いてあったら「4つかそれ以上買えば1個2.29ドル」ということになる。しかし3つしか買わなければ通常価格の1袋4.19ドルちょいを払うことになるのだ。

計算してみよう!4袋買うと割引価格が適用されて、2.29×4=9.16ドルだ。

3袋買うと通常価格のままなので、4.19×3=12.57ドルになる。

2袋買っても8.38ドルで、あと1ドル足したら余裕で割引価格適用後の4袋購入が出来る金額になってしまうのだ!

ということで2袋買うなら、4袋買った方がお得なのだ。それに必要であれば5袋でも6袋でも買えば買うだけお得が続くのである。この場合は4個単位で買う必要はない。

販売文句によっては複数買いのルールが変わるので気を付けよう!

なかには「いやいやでっかいポテチの袋4個とかマジ要らないでしょ?」という人もいるかもしれないが、賞味期限も長いことだし、違う味での組み合わせも購入もOKなのだからこういう時には私は絶対に最低4個買いをオススメする。

我が家の最近のお気に入りは4個買いだと、Solt&Vinegerの3袋とCheddar Jalapeno(チェダーハラペーニョ)の1袋という組み合わせである。

殆どの日本人がアメリカへ行くのは1週間程度のバケーションだろう。1週間のアメリカ旅行でさすがに4袋のポテチは要らないだろうと思うかもしれないが、2人旅であれば4袋位は余裕で消費できそうだ。

消費プランはこんなかんじでどうだろう?

2袋は旅の合間のスナックとして、1袋は帰りの飛行機の中のおやつとして、最後の1袋は日本にない味を選んでお土産にする。

さて、もうひとつの販売文句のケースであるがこんな感じのものがある。

“BUY 3 GET 1 FREE”と書いてあった場合「3つ買えば1個無料」ということなのだが、3個買かったうちの1個が無料になるということではないので注意しよう。これは最終的に購買商品点数が4個になる。

3個購入すれば、次の1個は無料になるというものだから、3つレジに持って行っても、4つレジに持って行っても同じ金額を払うことになるのだ!(この場合も違う味の組み合わせはOK)

しかしこのケースはかならず4個単位で考える必要がある。

自宅でホットドックパーティーをやるのでポテチを7袋買う予定だったら、せっかくだから8袋レジに持っていくかもしれない。しかし5袋しか必要しかなければ、恐らく5袋しか購入しないだろう。

しかしアメリカ人の多くがこんな細かなお買い得計算をするとは思えないので効果的な売り方なのかは謎である。

この分かりにくい“BUY 3 GET 1 FREE”だが実は私は率先して間違えてしまった。私こそ「3個買ったらそのうちの1個が無料」だと勘違いしてしまった張本人である。

レジを済ませた時に違和感を感じ、その場でレシートを確認し見たらしっかり3個分のポテチの代金が取られている。一緒にスーパーに行っていた夫に改めてポテチの売り場コーナーの広告を見て貰い、私の広告勘違いミスでが発覚した。

それでやっと私も「3個買えば次の1個が無料になる」という仕組みを覚えたのだが、夫は「じゃぁ4個目は無料なんだから売り場から貰える1個持ってサービスカウンターに行こう!」と船頭してくれたのだ。

サービスカウンターが混んでいたので、スーパーの出入り口近くにいた店員さんに事情を話すと、「じゃ、それ持って行っていいよ」となんとそれで終了してしまった。

そのスタッフはレシートを見ることもレジを通すこともなく、私たちにそのポテチ1袋を持ち帰る許可をくれて私たちは家路についた。

それなりに大手のチェーンスーパーだったのだが、追加のポテチ獲得プロセスが余りにも簡単で「え、こんなんでいいの?」とびっくりしてしまった。

レシートも見ずに許可をくれるとはかなり大雑把なやり方だが、誰も損はしていないし余計な手間もかかっていないことからすると最善の方法なのかもしれない。

ショッピングモールに行くと、他にも色々な割引文句を見かける。

シャンプーやハンドソープを売るような店や、下着を売る店でもよく見かけるパターンを紹介しておこう。

”3 for $10 or 5 for $14” とは「3個買うと10ドル 若しくは 5個買えば14ドル」

“BUY 3 GET 2 FREE”とは「3個買えば、次の2個は無料」

”BUY 1 GET 1 50% off”とは「1個買えば、次の1個は半額」

という感じの割引がお店ごとに存在する。ちなみにこういった複数買いのセールで商品ごとに値段がちがう場合、無料になったり、値引きになる商品は価格が低いものが対象となる。

“BUY 3 GET 2 FREE”で20ドルの下着を2個と、10ドルの下着を3個レジに持っていくと、無料になるのは10ドルの下着2個で、合計で50ドルの支払いとなる。

よりお得な割引率を狙うとなると20ドルの下着を5個買う必要があるかもしれない。

日本とは違った割引方法でなかなか取っつきにくいが、アメリカらしく実はかなりシンプルな構造の割引方式なのである。

アメリカでの買い物はこの割引の仕組みを上手に使って、細かい計算が得意な日本人のみんなには十分に楽しく買い物してもらいたい。

最近大好物のポテチを買いに行ったらなんと“BUY 2 GET 3 FREE”と書いてあり、久しぶりにちょっと悩んでしまった「2個買えば、次の3個は無料」というのである。「そんなのある?」と思うのだが実際にあるのだ。

5個レジに持っていって会計すると、レシートには2つのポテチの値段はそのままで、3つのポテチは0円で会計が処理されていた。

最終的には単価を計算しないとお得にお買物ができているかどうかは分からないなと考えさせられたのである。

タイトルとURLをコピーしました