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お得にどこかに旅をする

異文化暮らし

この12月、2週間程どこかに海外旅行をすることにした。

しかし以前から計画していたわけではないし、目的地も決まっていないとう状況である。

そんな時、YouTubeでお得に海外旅行をする方法についてのチャンネルで GoogleのTravel Explore というツールが相当優秀だと知って、結果私たちはアメリカからアフリカ大陸のモロッコ、マラケシュに旅をした。

優秀な旅の提案ツール https://www.google.com/travel/explore

グーグルのトラベルエクスプローラーにアクセスして目的地を決めたのだが、使い方は非常に簡単だ。

このサイトの画面左側にある入力スペースで黄色でハイライトしている出発地を入力したら、その下にあるカレンダーでいつ頃旅に出るのかと、旅の数日を、1週間か、2週間か期間を選択するだけでいい。

この基本的な数個の入力をすれば、目的地への航空券の金額が大体幾ら位なのか分かる。

このサイトの画面右側には地図が表示され、そこに航空券の料金が表示される。地図を自由にドラッグして動かし目ぼしい目的を探すのだ。

しかし世界はかなり広い。目的地を選定するのに国だけではなく訪問都市を考慮する必要があり、選択肢は相当ある。地図上に自動で表示される写真パネルしか選択肢がないわけではなく、画面の縮尺を変更してズームしていくとどんどん新しい情報が出てくる。

写真パネルが表示されなくても、マウスポインタを各都市に当てるとその目的地への金額も表示されるようになっている。自動表示される写真パネルはAIが推すオススメ提案と考えればいいだろう。

今まで行きたいと思った旅行先をそれぞれ調べると、そのうちのひとつ位は相当安い金額で提案されていることがある。我が家がモロッコのマラケシュを選択した理由は以前から夫妻でそこに行きたいと考えていたからである。

このツールで、目的地となる国を地図でズームインしてみると、その国の各空港への航空券代が表示される。私が目的地を物色していると、電車やバスで3時間程で移動できる距離の都市にある空港のどちらを選ぶかで5万円も金額が違うこともあった。

節約の旅をするのであれば安い方の空港に降り立ち、現地交通機関を利用して2都市を楽しむのも良い選択肢じゃないだろうか。

このツールの使い方は、ある程度目的地を絞り、素敵な目安航空券代金を見つけたら上部にあるエクスプローラーのボタンの横にあるFlightをクリックして航空券の物色をする。

どういった航空会社の航空券なのかを吟味し旅行の計画を立てるのである。

格安航空券で売り出すLCCで乗り継ぐプランもあれば、大手の航空会社のプランの場合もある。早朝便だったり、深夜便、また乗継ぎの空港での10時間くらい待機がある場合もある。それでも良いと思えればチケットの手配に進むのだ。

ただチケットの手配を進める前に宿のことも考えておくのが良いだろう。ある程度好みの宿が自分に合った予算内で取れるかどうかをExpediaやHotels.comで検索し、良さそうだと思うものがあれば航空券の手配に移ればいい。

今回の我が家の旅はアメリカを出発しモロッコマラケシュへ行った。航空券はデルタ航空で購入したが、コードシェア便だったので実際利用したのはエールフランス航空である。行きはパリで待機時間が7時間程あったので、私たちは空港を出て、パリの街へ出て思い出に残るランチもした。

もし私たちの旅行先がパリだったとして、直行便でパリを訪問しようとしたら恐らく航空券はかなり高い金額だっただろう。しかし最終目的地次第で大きな空港を経由するケースが発生すれば、ボーナスでおまけに大都市を楽しむ時間が与えられることもある。

こういう乗継先での長い待機時間はちょっとしたボーナス観光をして旅の楽しみを増やすこともできるのだ。

しかし、旅の途中で空港を出て市街観光する場合は空港を出る前にしっかりと時間の計算をして乗継便に乗れるように行動しなければならない。市街地までの時間、空港まで戻る時間、セキュリティチェックからゲートまでの移動時間などもしっかり調べてから行動しよう。

予定の飛行機に乗り遅れた場合、次の便に搭乗させてくれるように融通をきかせてくれることもあるが、自分で空港を出た為に乗継便を乗り過ごしてしまった場合、自腹で改めてチケットを買うことになる可能性が高い。そんなことになってはお得に旅をするどころか高くつく旅になってしまう。

自由に気ままな旅を楽しむのであれば、宿の手配は始めの3日間程度のみ取って旅をするのも良い。だいたいどこに行っても宿泊する当日宿を探しても見つかる。我が家は過去何度も当日に宿を探すという旅をしているが、青ざめた経験はたった1度だけである。

過去に一度だけ当日宿が取れなかったという経験をしたが、それは夏のシカゴの市内だった。本当に宿が取れず私たちは結局シカゴの中心地から空港付近まで移動し、やっとホテル滞在することが出来た。

しかしそれ以外は当日の夕方に宿を探しても結構それなりに良い宿が見つかっている。

実際当日宿を探すのは少々ストレスを感じるかもしれないので、旅の目的地に到着した2日目の夜位には4日目以降どうするか計画を立てて宿を取ると良いだろう。

それに直前割や、キャンセルが出てなかなか良いホテルに安く宿に泊まれる可能性もある。

楽しい旅のために、最悪を考えて旅に出る前に目的地エリアで滞在中ホテルが取れるかどうか大まかに検索すると良い。オクトーバーフェストを開催中のドイツは宿がかなり高く取りづらかった。滞在するその街で大きなイベントや連休がある日は事前にホテルを取っておくほうが無難だろう。

4日目以降の旅の計画は目的地についた後、宿泊先のスタッフやその土地で出会った人にオススメの場所を聞いて、その場所へ足を延ばすのも楽しい。沢山のアドバイスをくれるのでそれを参考に旅の後半は旅先で決めるアドベンチャーで素敵な場所に辿り着くこともある。

少々行き当たりばったりな旅を楽しむ為にオススメなのは身軽にリュックとか、背負って歩けるくらいのサイズのスポーツバッグで旅をすることだ。

あっちに行ったりこっちに行ったりしているときにスーツケースは邪魔になるのだ。

別の記事で身軽に旅行をするススメを書いたが、その記事でも書いたIKEAのトロリーフラクタバッグのようにコンパクトに折りたたんで携帯できる大き目バッグを持っていき、帰国時には色々お土産を入れる計画にすればお土産も持って帰ってこれる。

ひとつ問題なのは割れ物である。割れ物は手荷物として運び、壊れ物以外を全て折り畳みの携帯バッグに入れて手荷物預けのバッグにするという手もある。

時には思い立って旅にでて、行き当たりばったりの旅を楽しむのも中々楽しい。そんな旅を仲の良い友人や家族と一緒に経験して忘れられない思い出を作るのもいいじゃない。

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