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最強の面接必勝法ポジティブ返し|高卒女のキャリアブログ

キャリア一般

私はリクルートエージェントを活用した転職活動を通して、採用面接テクニックを学んだ。

そして、この学んだテクニックは「面接必勝法」なんじゃないだろうか?と思ったのだ。

採用面接を受けるということ

転職活動で越えなければいけない壁は面接である。これを超えないこととには採用はない。

しかし、面接が出来るってことは採用される可能性が既にそこにあるということをしっかり理解し、面接を突破しなければいけないのである。

運悪く、ライバルとなる候補者は非の打ちどころの無いような人が登場することもあるし、そもそもが出来レースのこともある。それでも面接のチャンスが与えられたら、採用されるように挑むのだ。

特に転職の場合は、今までの経験を売りにして進めているはずだ。自分の経験を見込まれて書類審査を通過しているなら、一般的に自分の能力は入社の妨げになっていないことを理解する必要がある。

その面接で、採用者に「良さそうだ」と思わせる事が出来れば、採用となる可能性が高いのである。

質疑応答は「ポジティブ返し」で

さて採用面接をどのように突破すればいいかということだが、至ってシンプルな対策であり、コツなのだ。

面接で何を聞かれても「とにかくポジティブ返し!」これに限る

これは、私がシニアの転職エージェントに転職のカウンセリングをしてもらった時、その模擬面接を通して与えられたフィードバックから学んだことだ。

実際に私はこれを教訓に、いくつかの面接で実践してみた。
それで、私はこれはやっぱり「最強の面接必勝法」だと思ったのである。

それまでも私は、自分は面接が得意な方だと思っていた。専門職のスキルは持っているし、少し大きめの声でハキハキと要点を考えて正直に答える。面接官の印象は悪くなかったはずだ。

しかし、私がそのシニアリクルートエージェントと行ったカウンセリングでの模擬面接フィードバックは「もっと良くしよう!」だったのである。

ポジティブ返しを応用する

シニアリクルートエージェントのアドバイスはシンプルで明確で「ネガティブ表現は全部ポジティブ表現に変える!」ということだった。

転職理由を伝える時に、ネガティブ要素をそっくり取り除き、ポジティブ要素に変換するのである。

例えば、「どうして転職しようと思ったのですか?」と聞かれた場合、多くの人が現職では広範囲の仕事をやらせて貰えなかったから転職したいと思っているというように現職の不満を志望理由として伝えると思う。

これは一般的によくある答えだが、言い方ひとつで不満ベースから、ポジティブベースに変換できるのだ。

変換した正解回答は、現職では色々経験できました。仕事にもとても慣れました。しかし、今はもっとその先までもチャレンジしてみたくなりました!というような表現にすればいいのである。

更なる上級者は、現在の職場でも上司に仕事の幅を広げたいと相談している。だが現在、社内にそういった業務がないということで転職活動を始めましたと付け加え、更に自分を売り込むのだ。

この答えから、採用側はその候補者は嫌なことがあったこと程度では辞めないと言う印象を受け、また、採用後に直ぐに転職を繰り返すようなこともないだろうと安心をするのだ。

候補者が転職活動に行きつくまでに、上司に相談を入れている点で、かなり好感度も上がっていると思う。この回答から、候補者は何か問題があれば上司に報告をし、解決策を模索出来る人なのだと印象付けることが出来るはずだ。

回答には向上心のトッピング

ひとつひとつの質問に対して、向上心をトッピングして答えるのもプラスポイントである。

面接での質問に対し、ポジティブ返しを続けていれば、自分に対し、プラスポイントがどんどん加算され、面接印象は高得点になるはずだ。

ポジティブな回答を返しながら、自分が成長したい、新しいことを学ぶことに対する姿勢を加えれば言うことなしである。(真摯にそう思っていることを口にすればいいのだ)

ネガティブ話はリスク大

たとえ事実だったとしても、「現職の上司と合わない」とか、「同僚と合わない」という理由を採用面接で話すのは基本NGである。採用側はどんな人とでも上手くやってくれる人を探しているのだ。

私が採用者ならば、こういうことを言う候補者を採用するのは躊躇してしまうだろう。なぜなら、私はどこの職場でも厄介な人という人を見てきているからである。むしろ厄介な人がいない職場なんて無いのである。

意地悪な質問もポジティブ返し

面接官の中には意地の悪い質問をする人もいることもあるが、徹底して「ポジティブ返し」で対応するのみである。

実際私は、圧迫面接を受けたことがあり、「職場に意地悪い人が居たらどうしますか?」と質問された。

私の答えは、「自分はそれまで、職場の人間関係で問題を持ったことがなく答えるのが難しいが、そのようにな場面に遭遇したら、粘り強くコミュにケーションを諦めずに続けてみて、折を見て上司に相談します。」と前向きな回答でやり過ごした。

面接官はその後も少々圧を強めに質問してきたが、その圧に気圧されてはいけないのだ。相手は意図的にやっている。だから落ち着いて、できるだけポジティブな言葉を素早く考え、「繰り返し、粘り強く対応する」と答えるのみだ。

圧迫面接を受けると疲労倍増するし、途中から「こんな会社はこっちからお断りだ」と思っていたが、数日後、私はこの会社から採用の連絡を受けた。リクルートエージェントを通し、仕事は辞退させてもらったが、面接での私の答えは一応正解だったと言えるだろう。

その会社は、私のストレス耐性をチェックする為に圧迫面接をしたのだと説明をしたらしいが、私の中では面接を受けている時点で、その会社で働きたいという気持ちは完全に喪失していた。

私は採用面接で、圧迫面接する意味とは何だろうかと、心から疑問である。

その会社の客層が悪く、それに対して耐性ある人を探している。もしくは社内に高圧的な人がいて、耐性のある人を採用したいなどの理由があるのかもしれない。しかし、そんな所なら一体誰が働きたいというのだろうか。

転職活動を始め、採用面接の数をこなして経験すればするほど、採用面接感覚が研ぎ澄まされてくる。一応自分の経験値として、圧迫面接も1度は経験できてよかったのかもしれない。

リクルートエージェント活用術

私は以前に、「転職エージェントの使い方」というブログ記事を書いたが、私が受けた模擬面接のカウンセリングは非常に価値のあるものだった。

実際のところ、そのカウンセリングがすべての転職希望者に与えらえるものなのかは分からない。私はたまたま運よく、スキルのあるシニアエージェントにカウンセリングしてもらえただけかもしれない。

しかし、もし転職エージェントに仕事を紹介してもらう機会があれば、一度模擬面接をしてもらってフィードバックを貰ってみたらどうだろう? なにかしら得るものがあると思う。

私自身は、転職エージェントが提供してくれた模擬面接を通して、採用面接の要領を得て、転職面接では「面接必勝法の力」を体験することができたのだ。

勝率があるなかでの採用面接

学歴はないが、私には専門職のスキルがある。面接まで漕ぎ着ければ、とにかく「ポジティブ返し」を使って、殆どの面接は攻略できるようになったのだ。

明るくハキハキと要点をまとめて答えるというポイントも押さえつつ、この面接必勝法を使い始めてから、私は高確率で採用面接が通るようになった。

この「ポジティブ返し」を導入するまでは面接勝率は60-70%だったのが、今は勝率80%以上になったと思う。

専門職の転職で面接まで行くということは、この時点で既に勝率は高い。
採用の可能性があって面接をしているのだと理解し、「自信を持って挑む」ことを忘れずに!

現実的なスキルを売込む

私が考える面接でやってはいけない事といえば、「スキルの過大売り込み」だ。殆ど出来ないことを出来ると言って入社するのは詐欺行為である。

これは「ポジティブ返し」などではなく、ただの嘘つきである。「○○の業務経験はありません」と答えることは、ネガティブ返しにはならない。これをどうやって「ポジティブ返し」に変換をすればいいか。

残念ながら〇〇の経験はないですが、チャンスを頂けるなら、周りの方々に習って早急に習得する努力をします。これまでも経験不足の部分はそうやって補ってきました」といえばいいのである。

多少の経験不足は本人の努力で埋められるもだと採用側も考えている場合が多い、嘘はつかずに「不足している経験は努力して早急に埋めていけるように努力する」ことを伝えれば問題ないことが多い。それに、その答えが採用の後押しになるかもしれないのだ。

会社ではどの部署にも定期的に新しい仕事が舞い込んでくるので、その都度、誰にその仕事を任せるかマネージメントは良く頭を悩ませるのだ。採用担当マネージャーは、面接でそんな場面を想定し、「この採用者がそんな時に頑張ってくれるかも」と期待を膨らませないだろうか?

前向きな姿勢に価値あり

私は現職で、採用も経験させてもらった。他の採用担当者と一緒に沢山の候補者と面接を行ったが、少々スキルが足りない候補者がいても、誰もが候補者の前向きな姿勢を見て、スキル不足を埋めるだけの力があると感じたものだ。

「雇う側の気持ちを考える」ことが出来れば採用面接が成功する確率は高い。

採用側だって面倒を嫌うし、問題児なんて誰も採用したくはないのだ。どんな時も「ポジティブ返し」をしてくれるような人を採用したいはずなのである。

採用面接では、最後の一押しまでこの「徹底的なポジティブ返し」で攻めてみればいいだろう。

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