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返却日延長もOKな融通が利くアメリカレンタカー

アメリカ暮らし

ここ数年我が家で使っているアメリカの車は古く、頻繁に自動車修理工場のお世話になっている。

アメリカ生活は車がないと困るので、我が家では車修理をしている間に近場のレンタカーをちょいちょい借りているのだが、そのレンタカー取扱いには日本では考えられないようなケースがあるのだ。

旅行サイトでレンタカー探し

レンタカーを安く借りる一番の近道はレンタカー会社毎の料金を簡単に比較できる旅行サイトを利用するのが手軽だろう。

エクスペディアでも簡単にレンタカーを探せる

https://www.expedia.co.jp/Cars

滞在先の近くでレンタカーをする場合にも旅行サイトは参考になる。旅行サイトに近所のレンタカー屋さんの情報がない時には、直接電話を掛けて値段と在庫を聞いてもいい。

気軽に延長できるレンタカー

日本でレンタカーを予約して、予約通り車を借りにレンタカー屋に行った時、借りるはずの車が「ナイ!」なんてことを体験したことがある人は殆どいないのではないだろうか。

しかし、アメリカでは予約通りに車を借りにレンタカー屋に到着しても、レンタルするべき車が無いということがあり得てしまうのである。

どうしてそんなことが起こるかというと、レンタカーを借りている人が予定通りに車を返却しないことが普通にあるからなのだ。

ペナルティなしのレンタル延長

驚くことに、自分の次の借り手となる人のレンタカー予約があろうがなかろうが、アメリカでは一旦レンタカーを借りてしまえば、そのレンタカーを延長して借り続けることが簡単に出来てしまうのだ。

予定の返却時間の前にレンタカーのカスタマーサービスセンターに電話して延長の手続きをするのも可能だし、車を借りたレンタカーオフィスに出向いて直接交渉するのもあり。

特別延長料の徴収もなしに、普通にその日の当日レートを払うだけで継続できるのだ。

我が家でも同じように返却日を延長して借り続けたが、その日の利用料が加算されるだけでペナルティを喰らったこともない。

ウルトラCの裏技が出る事もある

先日、我が家でレンタカーを借りた時には、レンタカー屋さんの担当者が驚く裏技を使ってお得な処理を提案してくれたのだ。

そのレンタカー屋さんはショッピングセンターにあるのだが、週末は閉店している店舗らしい。だから金曜日の夜まで借りる手続きをして、実質月曜日の朝のレンタカー屋さんの開店時間までレンタカーを使ってもなんら問題ないというのだ。

アメリカでレンタカーをする時の自動車保険は、自分が普段車に乗っている自家用車保険や、利用しているクレジットカードでカバーすることが出来るから、レンタカーを借りる際にレンタカー屋さんの自動車保険を利用する必要がない為こういうことが出来るのかもしれない。

ウルトラCの重ね技まで提案

この時、我が家は2週間程レンタカーを車を借りる予定だったのだが、店員さんの粋な計らいで契約を2個に分けることにしたのだ。

1週目は金曜の夜までレンタカーを借りる契約をし、翌週月曜日の朝に再度レンタカー屋さんのオフィスに出向き、改めてレンタカーを月曜から金曜まで借りる契約をして、翌月曜日の朝までに返すのだ。

こうやって支払いは10日分の利用料金だけで、実質14日間もレンタカーをすることが出来たのである。

こんなのは日本では到底考えられないやり方であるが、このレンタカー屋さんのスタッフは「別に問題ないよ」と気前よく処理をしてくれたのである。

予約したレンタカーが店にない

私が驚いたのは、私達がウルトラCの重ね技で車を借りていた時だが、1週目のレンタカーの契約を終え、2週目のレンタカー手続きの為にレンタカー店を訪れた時である。

車の予約をしているという客が入店してきたのだが、店舗にいるスタッフは、「レンタカーは全部で貸し出し中で予約をしていると言われても貸す車はないよ。」と伝えているのだ。

そんな状況を目の当たりにすると、「レンタカーを予約をする意味ってなんなんだろう?」と考えてしまう。こういう状況は頻繁に起こるわけではないだろうが、他人事でも驚いてしまう。

自らも予約した車がナイを体験

思い起こせば我が家も、何年か前にワシントンDCにある鉄道ユニオン駅のレンタカー屋さんで「貸せる車がないから待っててね。」と言われ、予約した時間から30分以上待たされたのだ。

私はこの時、「予約した車がないとは事故とかトラブルが発生しているのかな?」なんて思っていたが、ただ単に予定通りに車を戻す人がすくなかったのだろう。

不都合を埋めるアップグレード

そしてこういう場合は、よくサービスでのアップグレードを進められる。

しかし、これは単純に客が予約した車種タイプが無い場合のケースで、それよりもグレードの高い車があれば、かけ離れたグレードでないかぎり、「アップグレードをサービスするよ。」といって在庫のある車を貸してくれるのだ。

ここでひとつ注意しないといけないのは、もし自分がその車を延長レンタルした場合は、その借りている車のレートで延長料金が徴収される。だから、もしも延長するかもしれないと思うような時には、アップグレードを受けるかどうかよく考えたほうが良い。

アメリカのレンタカーは、日本だと考えられないような運用もあり得るのだなと、改めて今回のレンタカーを通して体験したのである。

要コミュニケーションスキル

アメリカで生活するには本当に英語能力と、コミュニケーション能力は必須だ。それに加えチャーミングさもあると完璧である。どこにいても笑顔というのは強力な武器なのである。

夫はこれらの能力が人並みはずれていて、今回のレンタカーのお得な裏技ウルトラCの重ね技プランも「お店の人が良い奴で案内してくれたんだよ。」と驚く提案を引っ張ってきたのである。

日本でのサービスは、内容が大体一貫していて、客によって良し悪しが変わるということは余りないが、アメリカではそれが違ってしまうのだ。

差別というわけではなく、こういう技を知っているスタッフであることと、客との話が弾むと、「こういうのどう?」と店頭で通常案内されないプランも出て来るのである。

求められる対人力

アジア人だから人種差別されて、サービスが変わるという人がいるが、しっかりコミュニケーションが出来て、チャーミングさを併せ持てばアジア人でもより良いサービスを受けることは可能である。

何よりアメリカでは明確なコミュニケーションが求められることが多い。

それを考えると、ある程度英語を話せないと暮らしやすさを得るのは難しいかもしれないが、笑顔とフレンドリーさで言葉の壁を補えばきっとどうにかなる気がする。

怒りを露わにしても状況が良くなることなんて殆どない。ならば丁寧さと、笑顔と、落ち着いた押しの強さを加えて味方を増やし、借りるレンタカーがない状況も打破していく対人力が必要だ。

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