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火のない所に煙は立たぬの法則

オフィス術

過去には私も20代の頃にオフィス恋愛をしたこともある。

しかし夫との出会いは私がベビーシッターとしてアメリカに長期滞在していた頃だから、夫と出会ってからというものオフィス恋愛とは無関係に生きてきた。

私がキャリアを積み働いてきた職場は比較的、年齢層が高い。

年齢層が高いゆえに男性の既婚率が高く、不倫となる既婚者のオフィス恋愛も何度も見てきた。

社内不倫をする既婚者というのは言うまでもなく、婚姻相手が社外に居るケースが殆どである。さすがに結婚相手が同じ会社にいるのに不倫をする不届き者に幸い私はまだ遭遇していない。

私は思うのだが、既婚者との恋愛や、既婚者自身の恋愛と過ちはどれも防ごうと思えば実は防げるものではないだろうか?

火のない所に煙は立たぬの法則に従って、ライター、マッチ、ガスコンロ、なんでも火が起こる原因となるものを取り去ってしまえばいいのだ。

取り去るだけでなく、継続して誤ってそれらを設置しない努力をしていけばいい。

不倫の始まりは車を運転するときに起こり得る交通事故と一緒じゃないだろうか。

車を運転する殆どの人は自分が事故に合うなんて考えないだろうし、事故りたいと思っている人も居ないはずだ。同じようにオフィスで不倫したいと思っている人も基本居ないだろうし、自分が不倫すると思っている人は少ないと思う。

中には不倫することを常に期待しているような病んだ人もいるだろうが、こんな人は早々に人生の価値を考えるセミナーにでも参加して考えを改めてほしい。

実際のところ不倫をして幸せになった人というのは殆どいないだろう。

自分は不倫の末に幸せな家庭を築いたという人もいるだろうが、大概その陰には大きな痛みを抱えることになった人がいると考えると、私は不倫反対派である。

私は不倫をしている人に大きな罰を与えたいと思ってこの記事を書いているわけではなく、不倫をする可能性を摘むススメをしたいのだ。

仕事に情熱を燃やしたいなら忘れてはいけないことがある。

キャリアを育てるのに不倫なんて肥しにもならないどころか、毒でしかない。その毒をキャリア畑にまき散らさないよう、誤って毒が撒かれないように注意をしよう。

オフィスでの恋愛には、微笑ましい健全な未婚者同士の素敵な物もあるだろう。それはいい。

しかし不倫は駄目だ。その不倫がオフィスでのキャリアにプラスになることはまずあり得ない。

不倫すれば、「出世させてもらえる」とか、「チャンスを貰える」なんてそそのかされたら、それは99.9%嘘だろう。そんな方法で出世したところで、その先はどうする?ってことになる。

不倫の関係を続ければ、そのうち絶対に噂にもなる。

噂は簡単に尾ひれも付く。功績はそれほど尾を引かないのに、浮ついた噂は尾ひれも含めいつまでも半永久的にオフィスに生息し続けるのだ。

当事者が退職した後さえも、オフィスにはその尾ひれと共に噂は焦げついた状態で語り継がれるのである。

ふとオフィスを見回せば、”自分とは絶対に間違いが起こらない”と思える人の方が断然多いだろう。

少し素敵だと思ったとしても相手側が全く自分を意識しなければ、そこに間違いが起こる可能性は限りなく少ない。

しかし双方にある程度の好意があれば火が出る準備は出来ていて、着火はいつの間にか起こるのだ。

誰が既婚者かは同じオフィスで働く相手なら、その事実は周知の事実である。なのにも関わらず既婚者がオフィスで恋愛をする事が無くならず、不倫愛に陥る人が一定数いる。

たいして噂話に興味がない私にさえ、長年オフィスで働いているとチラホラと耳に浮ついた噂は入ってきた。転職をする前の会社でもあったし、転職をした後の会社でも同じであった。

社内不倫とは雑草のようにいつの間にか芽生えてしまうのだろう。しかし最終的に殆どの不倫恋愛はしっかりと深いダメージを残こしながら根こそぎ摘み取られてしまうか、枯れてしまう。

だからこそ誰かが不幸な思いをする不倫は予防するのが一番なのである。

火を起こさない努力をする方法、それは”場”を作らないようにし、異性の同僚と二人きりになるチャンスを作らなければ、火は生まれない。

会社で誰かとのボディータッチは、あったとしても初めましてとサヨウナラの握手止まりで十分である。

それ以外はサラッと避けるのがいい。危うくボディータッチされそうなときに、サッと避ければしっかりと「そういう気はありません」というメッセージを日常から送れるだろう。

その他にも二人で食事に行かない。二人で出掛けない。二人で肩を並べて残業しない等の注意も必要だ。

夜のオフィスで第3者が周りにいない場合、異性の同僚と距離を保つことは意識過剰だと言われようが徹底したほうがいい。

異性の同僚や上司と二人で出張に行くとなったら、仕事以外の行動は出来るだけ共にしない努力をすることも大事である。

私は出張の時は基本同僚とは新幹線移動でも現地集合、現地解散にしている。

出張中に同僚と食事をとる時は、アルコール抜きで食事だけ一緒に取り早々に解散させてもらったし、異性同僚と二人だけの場合は一緒の食事にも行かなかった。

仲の良い女性同僚との出張時なら夜遅くまで出歩いたが、それ以外の時は私一人でホテルに早く帰って仕事したり、本を読んだり、早く寝たりと好きに過ごした。

世の中には付き合いも必要という意見もあるが、異性同僚と二人きりでの仕事延長戦の飲みなんてキャリア育成には関係ないし、チームビルディングにも関係ない。

大人数であれば確かにチームビルディングという名の会合に参加する価値はあるだろうから、私は状況によって都度考え判断して行動していた。

もし自分はおじさんだから心配する必要がないと思っても、家族が大事なら注意するに越したことはない。若い女性がおじさん上司相手を尊敬している場合、必要以上の好意を向けられることがあるということを忘れずに!

ひと昔の私は、「(不倫なんて)私はナイナイ! 結婚しているし、間違いなんて起こらない」と自信たっぷりに自己過信をして、男同僚友達と二人で飲みに行くことも問題視していなかった。

しかしこれは夫に嫌がられ、注意されて私も思い直すことになったのだ。

「夫や彼というものがありながら、夜に男と二人で食事ましてアルコールが含まれる場所に行くなんて絶対にやめてくれ。」と注意されたのである。

夫がよく知らない男性と私が二人で時間を過ごすことに特に注意喚起をしていた。

「うっかり泥酔してしまって間違いが起こる事が絶対にないと言い切れるのか?」と問われると私も自信がなくなってしまう。私は人生で未だ泥酔したことはないが、この先絶対にそういう事がないとは言いきれないのだ。

夫は加えて「そんなことになるなんて思ってなかったなんて言い訳は通用しないんだよ」と私に真剣に話をし、「だから初めからそうならないように、二人にきりにならない努力が必要だ」という彼の持論を真剣に聞くことになった。

それ以来、私も真剣に考えて異性と二人での時間を持たない努力をしている。

よく考えてみれば、泥酔して間違いが起こるかもしれない以前に、結婚相手以外の誰かに対して夢物語の妄想を抱く可能性もある。

その相手との一時の時間がとても素敵に思えて、相手に熱をあげて自分を見失うもしれない。

何か予想外の事態が起こった時に、相手が何かファインプレーをした状況の相乗効果で、その人に恋心を持つ可能性もあるかもしれないのだ。

何が起こるか分からないから、夫以外の男性と二人で過ごす時間は出来るだけ作り出さない方が良く、常に潜んだ可能性を意識して行動し、過ちを起こさない決意が必要なのである。

私には大切な夫が居るのでこういった事を直接的に考えるのは簡単だし、歳を取った分大切な物に価値を置くようになったのだろう。加えて自分の弱さを知ったことで、考え方が変わったのかもしれない。

若かりし時の方が「自分は大丈夫」と思う気持ちが強かったきがする。

ましてや独身時代はもっと気楽なもので「自分は大丈夫」と思っていると、うっかり火を点けてしまうというよりも、火を点けられてしまっていたということがあるかもしれない。

そういう事を望んでいる人が一定数何処にでもいるから自分が無防備でいると、いつの間にか何かが起きてしまったってことが起こり得るのだろう。

不思議なことに長年連れ添った相手には、すこし体が触れた位でドキドキすることはなくなる。

しかし、そこそこ好意を持っている異性とは少し体が触れた程度でもドキドキしてしまう事が事実ある。一種の流行り病みたいなもので、発熱し脳も体も反応してしまうのだろうが、こうなると手遅れかもしれない。

だから手遅れにならないうちに、火種となるものを一切取り去ってしまえばいい。

自分が女性でも男性でも、既婚でも未婚でも、自分を他の人から守りたいと思ったら意識過剰と思われようが、しっかりとした未然防止策を立てておいたほうがいい。

不倫や恋愛の「気が付いたらそうなっちゃってたんだよね。」は実は気が付く前にしっかりと火種を受け入れる環境があったという事を理解すればきっと「防げたよね?」と思うのである。

育成中のキャリアの芽は大切にしよう!

そして自分の事も大切にする必要があるが、愛する家族の事がどれだけ大切なのかも再認識しよう!!

オフィス不倫という火遊びは大変危険だと心得よう

  • キャリアを伸ばしたいなら絶対に不倫の火種はつ消しておこう
  • キャリアも信頼も家族をも失う不倫の代償を認識しよう
  • 浮いた噂さえ立たせない自制と、日々努力に価値がある

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