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モロッコ マラケシュ旅行 レストラン 食事編

異文化暮らし

2023年12月突如、モロッコのマラケシュに旅をした。

いつかモロッコに行きたいと漠然には思ったことはあったが、その時は唐突にやってきた。
綿密な準備も計画もなく、どこかに旅行へ行こうとなって選んだ先は、私たち夫妻の友人の出身地であるマラケシュだった。

マラケシュはとても楽しい旅行先なのだが、小難しい部分がちょいちょいある。
ということでマラケシュの旅の準備話としてブログ記事にすることにした。パート②

地元のレストランと、観光者用レストラン

マラケシュでの食事は外食してもそれほど高くない。

地元の人が集う場所で食事をすれば日本円にして300円あればお釣りが来る程度だ。私たちがそこで支払った食事代は1人20MADでおなか一杯になった。

観光者用のレストランなら1人100MADの予算を見積もっておけば、飲み物も含めても十分だろう。

そして支払いは基本現金だ。料金が安ければ安いほど細かい現金で支払う準備が必要だ。

完全に欧米人を相手にしているレストランだと、スムージー1杯で千円(100MAD弱)取る店もある。入るときにはメニューを見せてもらってから入店するのが良さそうだと思った。

アルコールを提供する店は値段が高め

夫と二人で出掛け、お酒が提供されるレストランの支払いでも1万円を超える額になることはなかった。しかし、お酒を何杯も頼んでいたら1万円は軽く超えただろうから、メニューで値段を確認するのはやはり大事である。

しかしモロッコではお酒を飲めるレストランが本当にない。だから酒好きの人は少々つまらないかもしれない。

お酒のあるレストラン

マラケシュには夜遅くまでやっているカフェも沢山ある。

これが日本や欧米だったらワインやカクテルを飲む客が多いところだが、皆コーヒー類だったり、コーラなんかを飲んでいるのである。そもそもアルコールを置いていないのだ。

地元の金持ちが集まるようなレストランカフェ Cappuccino という店で食事をしたのだが、そこで夫が「ワインあったりしないの?」と聞くと、「勿論ないよね~」とスタッフからは苦笑いの返答が返ってきた。

イスラム教は禁酒なのだ。モロッコ国民は国の宗教でイスラム教徒だけに、お酒のあるお店には入ることもできないようだった。

料理に使う料理酒なども禁止と聞くので、モロッコでアルコールを見かけるほうが珍しい。

マラケシュでお酒を出すレストラン

私たち夫妻がお邪魔したお酒のあるレストランはこの2件である。

メディナの中にあるレストラン
dardar ダーダー https://www.rooftopdardar.com/en

ギリーズ(Gueliz) にある
PointBar ポイントバー https://www.pointbar-restaurant.com/?lang=en

2軒とも私たちが行った時、他のお客は全員欧米人でアジア人は私1人であった。

この2軒を比べるとダーダーの方が料金は高く、立地が観光地ど真ん中だけあって混んでいた。2軒とも結構混んでいたから、行く時には予約した方がよいかもしれない。

2店舗共にクレジットカード支払いOKである。

マラケシュのオススメレストラン

マラケシュで10軒以上のレストランに行ったが、私達夫婦がすごく気に入ったレストラン3店のリストはコレだ。

肉料理のRestaurant Chez Bejgueni

Restaurant Chez Bejgueni 21 Rue Ibn Aïcha, Marrakech 40000, Morocco

昼11時から夜中1時までやっているギリーズにある焼き肉屋だ。いつでも混んでいて座る場所がないことが多いがスタッフに声を掛ければ、順番に席が空き次第案内してくれる。

マラケシュでは、このレストランでの食事が一番おいしかった。Brochetteという牛の炭火串焼きを食べたが、食べきれずに持ち帰った。翌日ホテルの冷蔵庫から取り出し、冷たいまま食べても本当に美味しかったので驚きである。

トマトソースとバゲットがサービスでメインの食事についてくる。

内臓系が好きな人はメニューを写真翻訳で調べてチャレンジするといいだろう。全てが新鮮で美味しい店なのだと、隣に座った地元の人が大絶賛しながら説明してくれた店だった。

店は屋外になるので暑さ寒さ対策は自分で行う必要がある。真冬の夜だと厚手のコートを持参しないとかなり寒い。

モロッコ料理のTanjia secrets

Tanjia secrets 56 Rue Kennaria, Marrakech 40000, Morocco

昼12時から夜中12時までやっているメディナにあるモロッコ料理の店。このお店はかなり空いていたがこの味は相当美味しい。

お向かいにはかなり賑わっているピンク色のレストランがあるので見つけやすいだろう。(ここも美味しいお店らしい)

ガラガラなほど空いている理由はオーナーと話してみて分かったが、お店を開いてまだ1か月らしい。この店が混雑するのは時間の問題だろう。

オーナーは現地の有名なホテルレストランでもシェフをしているらしい。

私はマラケシュの名物料理タンジーアの牛肉をオーダーした。肉はしっかり煮込まれて柔らかく、味もしっかりしみ込んでいてとても美味しかった。クスクスがついてくるので混ぜながら食べるのもよし。

メインのほかにサービスで小皿料理4点と、パンとデザートも頂いた。この小皿料理がそれぞれかなり美味なのだ。それにレモンショウガミントの飲み物も見た目も味も良しなのである。

ぜひぜひ今後賑わって欲しいレストランである。

地元人が集う壺のあるマラケシュ料理店

名もなき地元が集うレストラン J2H8+4P2, Rue Sidi Boulabada, Marrakech 40000, Morocco 辺り

この店の名前は不明である。開店時間もよくわからないが午後お店をやっている時に通り掛かり、夕方にこの店で食べ、夜は8時頃に再度通りかかった時点でもまだ店は開いていた。

店頭には調理のでっかい壺が3個くらい並んでいるので見つけやすい。

調理場の後ろにも食べるスペースがあるが、店の外側にテーブルがあるのでそこで相席して食べることになるだろう。

問題は英語も通じなかったことである。辛うじて夫が話すフランス語でなんとかコミュニケーションを取り、チキンが食べたいということは通じたようで、この店のチキンタンジーアを食べることが出来た。

本当に困った場合、店にいる英語が話せる客が助けてくれることもある。私と夫も店に来ていたモロッコ人の店の客に助けてもらったのだ。

チキンタンジーアには豆の煮た物、パン、オリーブ、辛子ペーストがサービスでついてくる。これで1人20MADであり、これが私たちの旅の中で一番安い夕食であったが、かなり美味しい。

ちなみに地元の人はほぼ全員右手で食事をする。しかし旅行者にはフォークをくれるのでフォークで食べても問題ない。

代金の支払いは、食後である。正確な代金がわからなかったから、細かいお金を手に乗せて店員さんに見せて、代金を取ってもらい支払いを済ませた。

とにかく大満足な店だった。言葉が通じなくても定員さんも良い人達だった。

レストランの見つけ方

周辺にいい匂いの漂う地元の人がワイワイと集まっているレストランに入ってみるチャレンジもアリかと思うが、それは少々難易度が高い。

そんな時はグーグルマップやトリップアドバイザーを使ってレストラン探しをするのが良さそうだ。

歩き回って良さそうだと思うレストランを見つけたら、グーグルマップでその店の評判をチェックしてから入店するのもひとつの方法である。

旅行の大きな楽しみのひとつは食べる事である。美味しい物を沢山食べて、より旅を楽しもう。

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