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アメリカ暮らしの衣類準備は家着を強化すべし

アメリカ暮らし

日本の都心に住んで、毎日オフィスに通勤する日々を送っていると、家着なんて殆ど持たなくても暮らしが成り立つ。私は20代になってから40代半ばまでスウェットの類を必要としない暮らしをしてきたが、アメリカ暮らしをするようになって必要とする洋服がすっかり変わってしまった。

アメリカ生活はお洒落着いらず

40代半ばになってアメリカでの生活時間が増えてから、自分の持つ洋服が生活とマッチしていないことに気が付いた。10代から30代の頃は、自分なりにこだわりのある洋服を選び、40代前半は東京都心でワーカホリック生活をしていたから、スウェット類の衣類とは縁遠い暮らしだったのだ。

都心のオフィス勤務生活では、一応着るものに気を使い、きれい目な服と質の良い靴を選んでいたが、仕事をしていないと、アメリカでの生活で必要になるのはガッツリ家着だ。日本でオフィスに着て行っていたブラウス系のトップスや、スラックスオフィスパンツ等は全く必要ない日々になる。

アメリカでの生活で役立つのは、スポーティーな衣類作業着と、スウェット類に加え、何枚かのワンピースがあればそれで済んでしまう。東京暮らしで活躍していたお洒落着は、アメリカに持ってきてもタンスの肥やしになるだけなのだ

アメリカ暮らしの一般的な服装

そもそも車社会のアメリカで暮らしをしていると、近所には家着で出掛けることが普通になる。ちょっと数時間家を出る位なら着替えなど必要ない。むしろ、一人で買い物やカフェに行くなら、綺麗めな恰好をするよりも、家着で丁度いいのだ。

安全なエリアに住んでいるとはいえ、無駄にお金があるような装いをして不必要なトラブルに巻き込まれるのも避けたい。昼間に危険な事が起こることは無いだろうと思うエリアだが、特に足元は歩きやすい物を選んでいる。

アメリカの暮らしの中で見る服装は誰もが非常にラフで、老若男女ともにTシャツ短パンというような恰好が多い。男女ともにスポーツジムで切るような服装で出歩く人も多く、女性は、短いスポーツ用のランニングパンツだったり、スポーツレギンススタイルも一般的なのだ。

駄目にしてもいい洋服達

今の私のアメリカ暮らしの一部にはDIYがあり、家の修繕作業に駆り出されることが多い。去年から続くプロジェクトのひとつにペンキ塗りがある。去年から何ガロンものペンキを塗っていて、1ガロンは4リットル近くあるから、恐らく既に30リットル近くのペンキを塗っているはずだ。

それだけペンキ塗りをしていれば、作業中に洋服にも靴にもペンキが付着する。ペンキが付着してしまったスポーティーな家着と靴は、今ではDIY用衣類として活躍中だ。アメリカの家ではDIYが色々あるので、作業着を2着くらいは持っているくらいで丁度いい。

アメリカでは、賃貸でも借主が自分でペンキ塗りをすることは普通にある。大家に事前に許可を取ることは必要だが、家をアップグレードするようなDIYの場合、大体は許可が出ることが多いのだ。

洗濯は必ず乾燥機

欧米で暮らす場合、洗濯といえば洗濯機を使うだけでなく、乾燥機の利用もセットになる。洗濯物を外に干すなんていうのは、キャンプ中くらいだろう。しかし、やっぱり乾燥機を使い続けると洋服は縮むし、傷んでしまことは悩ましい。

どうせ洋服が傷むならと、どうでもいい服の需要が高くなるのが欧米暮らしなのだ。40代半ばを越え、新陳代謝が衰えた中年の体に肉がついてきたことに加え、乾燥機利用で洋服が縮むことを考えてワンサイズ上の衣類を買うようになった。

実の所、乾燥機を使うメリットは沢山ある。洗濯が楽になるのは間違いない。洗濯が終了したら、そのまま乾燥機に放り込み、大量にある洗濯物も1時間後にはふんわりと乾燥する。約2時間の内に洗濯機を動かすことから、洗濯済みの衣類をタンスに戻すまで住むのだから乾燥機を使う生活は悪くない。

余談だが、洗濯がここまで楽になるなら日本でも乾燥機設置が標準になればいいのにと思うのだ。最近は浴槽なしでシャワーだけの賃貸が流行っているらしいし、洗濯機の設備選択肢を持たせて欲しい。乾燥機設置で問題になる排気口の設備だけ作ってくれていたらと期待している。

アメリカに移住するなら

ニューヨークのマンハッタン辺りでキラキラライフを送ろうっていうのでなければ、私はアメリカへの長期旅行や移住には、家着を充実させることを大いに勧める。アメリカで安いどうでも良さそうな服をウォルマート辺りで安く買うことは出来るが、日本のユニクロなどの服の方が断然質がいい。

元がお粗末な商品をアメリカで買うと、ヨレヨレになるのも早いから、ある程度しっかりした縫製の日本で買う商品の方がお得な買い物だ。新たに買い求める時にはワンサイズ上げておけば乾燥機で洋服が縮んでしまっても安心ということは心に止めておいたほうが良い。

強い空調に震えない準備

アメリカの夏は、どこもガンガン空調が効いている。アメリカの我が家の空調も、夏でさえユニクロの極暖を着るほどに効いている。家の2階部分を冷やそうとすると、下の階の温度が下がってしまうので、私は冬も夏も家で暖かいスウェットを着用するようになったのだ。

外食してもレストランが寒いということがよくあるから、私は必ずと夏でも長袖を持ち歩るく。パーカー、スウェット、カーディガンと、何でもいいから着ている洋服に合わせた長袖を持ち歩く。

アメリカでは誰も着ている洋服に対して季節感の指摘してくる人はいない。というわけで、近頃私が年中持ち歩く上着に、ユニクロの薄手のフリースがある。薄手とは言え日本で夏にフリースをきていたら周りに驚かれるかもしれないが、使い勝手がものすごくいいのである。

何処に居ても本当にユニクロの服は重宝する。パッカブルのダウンに、薄手のフリース、極暖のスウェットに、スポーツウェアや下着まで何でもリーズナブルな値段で揃うのだ。海外暮らしをする人が日本で衣類を求めユニクロに直行するのが良く分かる。

父親が残した10円Tシャツ

亡き父親のクローゼットを整理していたら、昔どこかのリサイクルショップで買ったのであろう10円の値札がついた未使用の景品Tシャツが20枚程出てきた。全て個別に袋に入っていたからか特に虫食いもシミもなく、洗濯して私が着用するようになった。

私にはかなり大きいTシャツなのだが、首周りはきつめに作られているからダボっと着てもだらしなさはそれほどない。コットンとレーヨンの混合素材でペラッペラで、意外に着心地がいいのである。

昔だったらこの手のTシャツは絶対に着ようなんて思わなかったが、今ではすっかり気に入って、私の滞在する場所、親族の家にも、東京の家にも数枚置いているくらいだ。好みというのは年と共に変わるのかもしれないが、ただ単に細かいことに対し、どうでもよさが増すだけなのかもしれない。

どうでもいい服なんてあんまり持っていないっていう人は、家族のタンスを漁って適当な家着をかきあつめるのもありかもしれない。どうでもいい家着をわざわざ買い揃える必要はない。意外に実家の両親のタンスの肥やしが役に立つんじゃないだろうか。

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